2019年1月24日

メジャーになる秘訣

ITmediaビジネスの記事から、日本でも一時期ブームになった「人生がときめく片付けの魔法」の著者、近藤麻理恵氏の話。一寸前に、Netfilixで話題になっていると言う話を聞いたことがあり、興味が有って読んだんですが、ピコ太郎同様セレブのインフルエンサーが会ってのことだったというのは知りませんでした。

私も、理系という事もあるのか、「最適化」する事は好きだし、「冗長」な所は出来るだけ排除して、「効率化」していく方が好き。ただ人間ですから、時には全部散らかして「わぁぁぁぁぁ」となる事もあるけれど(笑)、それならそれで一度広げたもの全体を見渡して、その中から不要なもの、余分なもの、古いものなどを選別して整理するというのが、自分的には一番正確にあった片付け方だと思っています。だから、ある程度定期的にそう言う操作をすれば一番良いのですが、何度かそれをサボってしまうと、どんどん余分なものが蓄積されて、広げようにも広げられない状態になると大変なんですよね。

記事を読んでいて一つ面白いなと思ったのが、彼女もピコ太郎も「英語が出来る」ということがブームになる条件では無かったこと。勿論、出来ないより出来た方が色々とメリットは大きいと思うけれど、長途半端なら「出来ない」という事を前提に、それよりは自分のやりたいことの本質を究めた方が、相手にも伝わるという事なんでしょうね。まぁ、それって種類や分野に拘らず、ビジネスの本質だと思うけれど。

で、一番驚いたのが、登録制で弟子とかいること。うーん、凄いビジネスモデルだ(笑)。自分も30年以上社会の経済活動の中にいて、一番感じるのが「高い物を一回だけ売るよりは、それなりの値段でもいいから、ずっと継続して支払をしてくれる」サブスクリプションビジネスの方が、結果的には有利だよなぁということ。ただ、その代わりにそれなりの数の「会員」を確保しないと駄目ですけれど、現在ではSNSやネットを利用して、一気に拡散することも、同じような興味を持った人に対して遡及できる手段もあるので、そう言うビジネスモデルが作りやすい、使いやすい環境であることも事実でしょうね。そう言う考えに近いのが、最近話題になる「シェアリングコミュニティ」な訳で、そうなるとこれまでのように「物の販売」から、「サービスの提供」という形にどんどんシフトしていく気がする。

結局の所、究極の「片付けの魔法」は、自分の所有物は一切持たずに、全てレンタル、あるいはシェアリング(共有)で生活することになるような気がする。

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