かねてからの予想通り(?)、シャープが買収した「東芝クライアントソリューション」が、来年1月1日付けで「Dynabook株式会社」に社名変更するという記事。まぁ、当然だろうなあ。これで製品ブランド名が会社名になるのは、VAIO株式会社に続いて2社目ですが、親会社(SONYとか東芝とか)から分離して、その製品だけで勝負していく状態になれば、一番有名で知名度が高いブランドなり商品名を会社名にするのが一番ですからね。
で、最初に不思議に思ったのは「Dynabook」という社名。英語(というかアルファベット)は使えたのかと思い調べてみたら、平成14年(2002年)に改正されていて、ロー時、アラビア数字、一部記号などが使用可能になっているんですね。でも、ブランド名は「dynabook」なのに、会社名は「Dynabook」と大文字になるのは何故だ(笑)。まぁ、SHARPの傘下に「東芝」が入るのは、どちらの企業にとっても座り心地が悪そうだから、これが一番で有る事は確かなんですけれどね。
ここでまた素朴な疑問が。この「Dynabook株式会社」では、その名前の通りノートブックパソコンのみ開発製造販売するんだろうか。デスクトップとかIoT系のものとかはどうするのだろう。そう言うものは、SHARPブランドで出すのかな。先に同じような道に足を踏み出したVAIO株式会社は、本来のVAIOの開発製造販売だけで無く、組込系の製品とか製造委託とかで利益を出しているけれど、このDynabook株式会社はどうなるのか。親会社のSHARPとの協業が出来る分、VAIO株式会社よりは有利だと思うけれど。というか、さらにその上のFoxconnの部材調達機能に相乗りできるかなら、かなりのコストダウンになるはずで、それだけでも大きなメリットに成るだろうなぁ。
残る「純国産パソコンメーカー」は、パナソニックを残すのみとなりましたが、来年どうなるのか...
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