2018年11月23日

シルバーPC復活か?!

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、コンシューマーPCの現状に関して。同じく80歳を超えているうちの母親も、以前パソコンが欲しいと言い出したけれど、その後のメンテナンスコスト(自分の負担?!)を考えてiPadを購入しましたが、結局は面倒なのか今ではお蔵入り。少し前に、携帯が寿命になり、らくらくスマホに買い換えて、最近はそれにLINEを入れてひ孫の顔を見るのが楽しみになって居るみたいだけれど、それだって私や孫や息子家族などが手取り足取りインストールから初めて大変でした。そんな中で、80歳を超えてパソコンを使い、Officeまで利用しているこの女性はなかなかのものでは無いだろうか。

で、コンシューマーPC市場が冷えているというのは何となく分かる話で、私は時々ヨドバシとかビックカメラとか、所謂量販店のパソコン売り場をウロウロして、市場動向というかどんな物が出ているのか見るようにしているんですが、昔と比べてノートブックPCの比率が高いなと言う事と、昔のように余り「コンシューマーPC」という売り方をしていないような雰囲気を感じています。これって、昔ほどパソコンメーカーも「コンシューマーPC」という作り方売り方をしていないから何じゃ無いかなぁ。それと、昔だとコンシューマーPCだとキーアプリというか売り物のアプリが有ったわけで、例えば今の時期だと葉書印刷アプリが入っていて、どれだけサンプルが入っているかが重要な差別化でしたが、最近では年賀葉書自体減っているし、サンプルなどはネットで幾らでも見つかるし、大対プリンターも用意するくらいならそのままネット注文した方が林と身も蓋も無い状態。それに、最近のの人気アプリって、殆どがスマホアプリなわけで、それをわざわざPC用のアプリを準備してパソコンで投稿したりチャットしたりする意味も無いし。そう言う意味で、昔のコンシューマーPC市場は、そのままスマホ市場へシフトしたと言って良いんじゃ無いかと思いますね。

とは言っても、このコラムの主人公のように、パソコンから離れられない人も居るし、ニーズが全くないわけでも無い。ただ、多くのコンシューマーPC購買層は、多分ビジネス用の廉価モデルで十分だと思っているんじゃ無いだろうか。そこにも入らない、例えばAll-in-Oneモデルが欲しいとか、4K対応でチューナー入りが良いとか、さらにはゲーミングPCが今のところ究極のコンシューマーPCなのかもしれない。

今回のコラムを読んでいて思ったのは、量販店などはベースモデルとしてCore-i3/i5当たりの基本構成のモデルを予め準備しておいて、そこにメモリーとかHDD等を店頭で直ぐにカスタマイズして販売するようなビジネスモデルって出来ないだろうか。まぁ、あんなことととかこんなこととを解決しないといけないという裏の事情は有る程度知っているけれど、例えば店頭では、そのペースモデルを渡して、それと一緒にサポートスタッフみたいな人がその他必要な物を購入して(同一店舗で購入する時には割り引いてあげるとか)、それをセットアップするサービスまで付けてあげるとか。当然、使用開始以降のメンテナンスサポートも含めば、パソコン以外のビジネスの幅も広がりそうだけれど。問題はサービスコストと料金との兼ね合いでしょうけど、その当たりは幾らでもやりようはありそうな。

20年以上前に「コンシューマーPC」なるものの開発に関わっていたり、その時には当時の一体型モデルも有りましたが、当時から既に「シルバーPC」みたいな名前で、高齢者層に対しての訴求力はどうするべきか、アプリだったり読みやすいマニュアルだったり、解像度を固めにしてアイコンを大きくしたりと、色々やりましたが、かなり手前味噌ながら現在の「らくらくホン/らくらくスマホ」にかなり近い物だったと思います。それらは、以下に目の前のパソコンを身近に感じて貰うかが中心でしたが、其れ以前に以下にパソコンを見つけて貰うかというさらに踏み込んだ努力が必要になりますねぇ。回りからパソコンユーザーが減っている所に、さらに難易度が高くなるなぁ...

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