ANAの客室乗務員(CA)として、初めて65歳定年で乗務を終了する、大宅邦子さんの記事。以前仕事やプライベートでUAをよく使っていたとき、CAさんで明らかに自分の母親よりも年上だろうという人をよく見かけましたが、UAとか米系の航空会社って確か定年みたいなものは無くて、自分がやりたいときまで、あるいは社内規定で条件を満たさなくなるまでは乗務できるんじゃ無かったかなぁ。しかも、所謂「年功序列システム(Seniority System)」で、確か搭乗路線とか休暇取得とか、勤務年が長い人ほど有利になるから、それもあって益々止められない(?)。
45年間でフライト時間が3万時間を超えるという事は、単純計算で年間670~700時間位だろうか。個人的印象としては少し少ない気もするけれど、若い頃は国内線中心で、1~2時間位の乗務が多いだろうし、中堅となれば国際線等も増えて搭乗間隔も長くなるだろうし、社内での後輩への教育とか、地上勤務も多くなるだろうから、これくらいなんだろうなぁ。考えてみたら、自分が飛行機に乗るようになったのは、就職して仕事で利用するようになってからで、まだ30年一寸。その15年位前から、この方は仕事として飛行機で飛び回っていたんですねぇ... 羨ましいというか、凄いというか、乗客として飛んでいたならどれだけマイルが溜まったか(マテ)。
この方がCAさんとして定年を迎える初めての人と言う事は、色々な理由から其れ以前に退職される方、管理職などで移動・転出される方が殆ど全てという事ですよね。まぁ、国内線ならまだしも、国際線だと時差があるわけだし、乗客として搭乗している自分達ですら疲れたりするのに、仕事としてそれ以上に緊張感の中フライトしているCAさんの苦労は並大抵では無いだろうし。定年後の目標も色々準備されているみたいで、今度は乗客としてのんびり搭乗できる機会が増えることを祈りたいですね。でも、やはり乗務員目線になるのだろうなぁ、実際に搭乗したら(笑)。
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