2018年11月4日

歴史の転回点

今日は、今シーズンのJapan X Bowlトーナメント最初の試合、ワイルドカードの2試合が開催予定。幸いにも天候に恵まれて(後記: 横浜は雨だったのかなぁ...)、試合コンディションは問題無し。でも、この試合に出場する4チームにとっては、トーナメント上位進出も重要だけれど、来年度のリーグ所属がかかる非常に厳しい試合でもあるんですよね。

この試合に勝って、トーナメント上位8チームに入れば、それはそのまま来年度から始まる新リーグイドのX1 Superに入る事になり、これは所謂「1部リーグ」の事。敗れると名称こそ「X1 Area」となるけれど、これは実質「2部リーグ」で、かつ地域別のブロックに入るのですが、ここから上のX1 Superに昇格するには、ブロックで優勝して、X1 Areaでさらに上位2チームに入り、そこからX1 Superのチームとの入替戦に勝たないと昇格できない。日なり厳しい条件と言えるでしょうね。

今回のワイルドカードは、古豪アサヒビールがこれまでの下位リーグ「Buttle-9」のトップチームであったオール三菱と対戦。昨年はオール三菱がアサヒビールにワイルドカードで勝利して、初めてトーナメント進出した因縁の対戦でもあるんですが、そのオール三菱はリーグ戦で東京ガスに敗れて、3勝3敗というやや不本意な成績だったんですよね。アサヒビールは、最終戦でLIXILと対戦して、最後の最後にTDを奪い、2点コンバージョンを成功させるなど粘ったけれど、タイブレークで敗れてワイルドカード担ったわけで、このチームも今シーズン今ひとつ調子に乗り切れていない感じがする状態。経験値からアサヒビール有利と思うけれど、何か起こるかもしれないと言う雰囲気も感じるんですよねぇ。

で、今シーズンの台風の目となった東京ガスは、外国人選手を大幅に補強して大躍進。勿論、それだけが理由ではないけれど、ヘッドコーチの板井さんの考えが浸透して成果を出した結果でしょうね。その東京ガスに対するのが、LIXILで、正直このチームがこのポジションにいることが信じられない。タレントは揃っているけれど、チームの過渡期なのか何かの掛け違いなのか、最後に何とかアサヒビールをタイブレークで破って、首の皮一枚でトーナメント進出を勝ち取ったところ。こちらも分からないけれど、それでも経験チノとか実力の差からLIXIL有利なのでは。リーグ戦でも対戦しているんですが、この時は31-24と結構の接戦だったんですよね。

負ければ今シーズンが終わるだけでなく、来シーズンも実質的に下位リーグでの対戦となるわけで、チーム運営にしても活動にしても、日なり厳しくなりそう。幸いにもネットでのライブ映像配信があるので、今日はそれを見る予定ですが、良い試合をやって欲しい半面、勝敗が付くのが残念な気もします。自分達も来週試合があるわけで、そんな悠長なことは言っていられないのだけれど。

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