そもそも宮川選手は、あの危険タックルで、一発退場にすらなっていない。後から審判は一発退場の危険なプレーであったことは証言しているし、あのプレー直後に退場処分にされなかったのは、ビデオリプレーなど直ぐに確認出来る設備が無かったことと、まぁ言い方は悪いけれど審判の判断の甘さもあったと思う。以前も書いたけれど、あのプレーをずっと背後にいた主審が見ていたら、それは間違いなく一発退場処分になったと思うけれど、ビデオを見る限りでは主審は前のボールがカラムプレーを見ていて、タックル直後に当該選手二人に注目したように見えるから。だから、タックル後の状態を見たら明らかにラフィングザパター何だけれど、その行為がどう言う経緯で発生したかまではあの時点では判断が難しかったと思う。で、一番理解出来ないのが最後の一文で、フットボールは一定だろうが部分的だろうが「フラプレーは許されない」。コンタクトスポーツだから、ハードタックル、ハードプレーはある。でも、それと「ラフプレー」は全く違う。相手に影響が無くても、背後から接触すれば販促になるけれど、例え脳震盪でランナーが倒れても、それが正面から正しい姿勢でのタックルであれば、反則にはならない。
ルールの範囲内と判断されたからだ。
一定のラフプレーが容認されるスポーツなのだ。
そもそも、あの背後からのタックルプレーも、幸運にもQBの怪我が大きなもので無かったから良かったものの、あの場合は最悪の場合脊髄損傷で半身不随になる可能性だってあったような行為。だからこそ、QB選手の親御さんも、馴染まないことは重々承知しているけれど、あえて告訴に踏み切ったんじゃ無いだろうか。それだけ、あのプレーは異質であり、ラフプレーが許されるフットボールのルールの範疇と言うようなことでは絶対に無い。「学生スポーツに警察が踏み込むのは良くない」というけれど、それだって程度問題なわけで、被害者側のQB選手の父兄が必要と思い告訴したわけだから、批判するのであればそちらを言うべきでは。それに、今回の件であっても、「前監督や前コーチの支持が無かった」のではなく、「支持があった、関与があったかは確認出来なかった」というのが正しい言い方では。つまり状況証拠はあるけれど、確固たる決定的な証拠は出なかったから「疑わしき罰せず」という事。だから、前監督、前コーチは有罪にはならないけれど、但し疑問が晴れたわけでは無いわけで、そこを勘違いしている気がする。
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