2018年11月14日

突撃訪問

韓国の所謂徴用工問題で、韓国から原告の弁護士団が日本に来て、新日鐵住金を訪問したというニュース。何よりも最初に浮かんだ疑問が、この弁護士さんたちはちゃんとビザを取って日本に入国したんだろうかという事。原告から依頼されて来たなら、原告から報酬を得てする仕事になるわけだからなぁ。韓国から日本へはビザ無し渡航が可能だけれど、それで入って今回の仕事(作業?)をしたなら問題では。

仮に、その点は問題無いとして(国際問題担当弁護士で、既に色々な国のビザを取得済みとか)、今回の新日鐵住金訪問も、予めアポイントメントを取っての訪問なのか、何も無く単に言ってみただけなのか、それも大きな問題。まぁ、想像ですが多分後者でしょうね。言ってみたけれどけんもほろろに面会拒絶された、という事実や画が欲しいわけですから。それに、警備員さんが対応したらしいけれど、それなら拒絶したことにはならないけれど、多分少なくとも韓国国内の報道では「怪しからん、拒否するな」みたい話になるんだろうなぁ。

で、その後に共産党を訪問して、こちらはアポイントメントが有ったのか無かったか不明ですが、志位委員長長直々に対応している。志位さんって余裕があるんですね(マテ)。これもへんなは無しで、仮に弁護士団が本当に解決を目指すのであれば、政権与党でもある自民党とか少なくとも公明党当たりに話をしないと埒があかない。あるいは、野党第一党の立憲民主党とかでしょうね。それが何故日本共産党を訪問するのか。

彼らは世界でも稀な、共産主義を今田に標榜している正当なわけで、そう言う意味では韓国が敵対している北朝鮮に近い存在でも有るのに、何でだろうという素朴な疑問が(やや棒読み)。まぁ、共産党は知ってか知らずか「個人請求権は残っている」という部分を良いように解釈して、「韓国政府に対しての」という肝心な部分はぼかしているんですよね。その当たり、本当にこの問題を解決したいのか、単に政局に利用したいのか、まぁ火を見る要理明らかですが。で、問題なのは、結局はこう目立つことだけを取り上げるメディアの責任もありますよねぇ。それが相手も勢いづかせている理由にもなっているよなぁ...

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