2018年10月31日

SONYのスマホ

SONYが業績予想を上方修正し、二年連続で最高益を更新する見通しになったという記事。ゲーム、音楽、金融等が好調だったのが大きな理由で、自分のみの周りの実感としては、プロのカメラマンの方で、キヤノンとかニコンからSONYのαに乗り換える人が結構居て、「えっ、SONY凄いじゃん」と思ったところでもあったので、そんなに意外なニュースではないのですが。

ただ個人的に気になるのが、スマホビジネスの衰退。1年前は1350万台だったスマホ事業が、今回は700万台まで半減していて、このままではスマホビジネスからの撤退も言われるほど。この700万台と言うのが、損益分岐点の限界点らしいけれど、iPhone天国の日本では厳しそう。かといって、海外ではあの韓国勢すら苦戦するほど中国製スマホが席巻しているわけで、価格競争では勝てないことは事実。

私自身も、特にSONY製スマホにこだわりが有るわけでは無く、FeliCa搭載Androidで、丁度手に馴染みやすいサイズのXperia Z3 Compactが気に入っているだけ。最近のXperiaは大型化しているので、そろそろFeliCaも終わりかなぁと思っていたら、GoogleのPixel 3がFeliCa搭載で登場したりしたから、一寸浮気心が沸いてきています(笑)。でも、Pixel 3は髙いと思う。

一昔前だと、SONY位の大企業なら、黒字化している事業で赤字の事業を補填するというのは普通にあって、全体として黒字ならOKだけれど、多少の赤字なら税金も安くなるし良いじゃんみたいな雰囲気が合ったように思います。企業活動であるなら、健全な赤字なら良いのだろうけど、昨今の株主が強い状態だと、やはり短期利益も要求されるだろうし、なかなか大きな赤字を出している事業部や製品は許されないのかも。ただ、国内のスマホメーカーも少なくなっているし、仮にスマホ事業を売却するとしても買い手がいないんじゃ無いだろうか。もしかしたら、ニトリとかダイソー当たりが買収したりして(マテ)。

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