2018年10月6日

築地最後の日

すった問題の数、2年遅れでやっと実現する築地市場から豊洲市場への移転。今日のお昼で築地市場の営業は終わり、来週11日からは新しく豊洲市場が都民のと言うかある意味日本国民の台所としての役割が始まるわけですが、しかし無駄になった二年間、その間のお金、さらには東京2020への影響と、結局は問題しか残さない都知事の決定でしたね。

「都知事の決定」と欠いたけれど、本当は「決定しなかったからこうなった」訳ですが。今朝のニュースでも、この築地最終日を伝えるニュースでは、「豊洲の汚染問題で」とか言っていたけれど、いゃいゃちゃんと対応をしていたわけで、じゃぁその「汚染問題」の対策は何なんだと言えば、地下の空間でそのままでも問題なった部分に無理矢理コンクリートの床を敷いたことと、排水処理のポンプを増強した位でしょ。さらにニュースでは続けて、豊洲市場の跡地は東京2020の駐車場になると行っていたけれど、築地市場移転が二年近く遅れたから、その部分を通過する予定だった環状二号線が本来の機能を果たせなくなり、本当に駐車場として使えるのか疑問が出ているわけだし。

で、一番の原因である小池都知事は、こんな暢気な談話を発表しているけれど、築地も豊洲も行かすと言っていた当時の立場はどう説明するのか。先の都知事選の時には、多少はこの人に期待した部分もあったけれど、あっと言う間に期待は幻滅になり自分の人を見る目の無さを実感したんですが、その後も邪魔することはやっても進める事はほとんど無く、本当何をするためにこの人は都知事になったのか、単に目立ちたいだけじゃ無いかという気がしますね。その「目立ちたがり」にしても、当初はメディアが持ち上げてくれたけれど、最近では殆ど話題に上ることも無く、今回の豊洲移転で少しメディア露出も増えるかもしれないけれど、露出が増えれば増えるほど、当時の判断ミスやその責任を問われるわけで、痛し痒しだろうなぁ。あの当時、散々責任を問われていた石原元都知事とか、その側近や関係者の名誉回復って、ちゃんとしないとなぁ。

「大山鳴動鼠一匹」と言う諺があるけれど、築地が無くなると何千匹? 何万匹? と言われている、築地に住み着いている鼠が近隣に大移動するんじゃ無いかという事も問題になっている。これも大きな問題になりそうな気がするなぁ。ねずみ取りとか仕掛けて、何百匹単位で駆除しているらしいけれど、普通見えている何倍、何十倍も居るのが、この手の話の常道だし。移転して豊洲新市場開錠して、それで終わりとは行かない気がしますねぇ。

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