2018年10月18日

会えて「奇策」と呼ぶ新聞社

沖縄の辺野古基地工事取消に対して、政府が再開に向けて、県側が出した承認撤回に対して効力停止の手続きを「奇策」と見出しに出して批判する朝日新聞。別に政府が勝手にやっているわけでは無く、ちゃんと行政手順で定められた方法に従って自らの主張を出すわけで、少なくとも「奇策」では無いはず。さらに、今回の効力停止の手続きにしても、県側が今年初めに承認撤回の行動をちらつかせた頃から言われていたことで、別に意外でも無いし予想された行為。翁長前知事の突然の死去で想定外のことは有ったかもしれないけれど、特に意外なことも無いはず。

大体、当選した玉城知事にしても、選挙中は補助金からの脱却沖縄の独立と言うようなことを主張していたのに、当選したら直ぐに補助金のために東京に来たりしているわけで、それって大いなる矛盾では。あれだけ言ったわけだから、立場としては米軍基地に紐付けられたお金は受け取れない、位は言わないと。

この沖縄との関係がこじれた最大の原因は、なんと言っても民主党政権になるときに「最低でも県外」と言いながらも、いざ政権を取ったら「学べば駐留は必要」と掌が壊死した当時の鳩山首相とその内閣の責任が一番大きいわけで、そう言う意味では今は名前が変わり党も分裂したかもしれないけれど、少なくとも彼らはその時の落とし前を付けてから、移設反対なり基地ゼロなりの主張をするべき。今の態度は、無責任を通り越して単なるペテン、詐欺の類だよなぁ。

そう言う意味では、消費税の10%増税だって当時の民主党野田政権の時の決定なわけだし、それを「反対」という当時の与党残党の皆さんは何故態度を180度変えるのか、先ずはその説明をしてから反対を言ってくれないと。「奇策」と呼ぶメディアや政党等、それらの行動のみならず存在事態が「奇策」と感じてしまう。

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