2018年10月15日

悪行ばれる

豊洲市場移転が完了して、先週からこの週末の報道では、初日の混雑不手際を取り上げているところも多いけれど、概ね新市場に対してプラスの印象を伝える報道が多い。でも、つい最近まで散々豊洲市場の不安を煽ってきた放送局や番組が、まるでそんなことは無かったかのようにそう言うことを伝えるのって、以下に商業主義の放送ビジネスとは言え節操がないのでは。あれだけ豊洲の不安を煽ったんだから、それがどの様に解決されたのか、未解決なら何が問題で何を解決しないと行けないのか、そう言うことをちゃんと伝えるべきだと思うけれど、そんな報道派自分が観た中ではゼロ。

逆に豊洲移転反対の中の人が、築地と同じような事を豊洲市場内で行い、それをSNSで公開したものだから、築地での不法行為、安心安全どころか不安を煽る行為になり、やぶ蛇状態になったのが面白い。いゃいゃ、普通の料理店とかレストランとかスーパーでも、残飯なんかそのまま床に捨てて下水に流さないでしょう。昔はそうだったかもしれない。自分の子供頃は、近くに魚屋さんとか有って、そこの店先では魚をさばいたりしていて、その時でも粗とかはゴミ箱代わりのバケツに入れて、切れ端なんかはそのまま下水に流していたけれど、それだって量的にはそんなに多くないからまだ良かった。でも、築地市場であれだけの量を取り扱っていて、その残飯や残滓を毎日流したら拙いでしょう。

引っ越した後の築地市場内部の写真が放送されたんですが、もう何十年も人が住まない廃墟のような様子でビックリ。一寸生物を扱う場所には見えなかった位。良くあんな所で仕事をしていたなと変な感心の仕方をしてしまいました。食通の人などが、「厨房が汚いレストラン・食堂は美味い」と言うと言うけれど、個人的には絶対それは信じていません。それって「芸術家」の範疇であって、職人ならば同じ物を毎回作るために、道具にしろ仕事場にしろ、同じものが作れるように同じように整えて仕事を繰り返すはず。一点ものなら、その後どうなろうと関係無いけれど、職人は違う。仮に、職人がそんなことをやれば、毎回すこしずつでも環境が変わってくるから、作られた物も少しずつ変わってくはずで、それは有る程度のスパンで見たら、最初は傑作でもどんどん悪くなっていく事に違いない。

その豊洲市場内でも、使った発報ケースを適当に捨てたり、自販機の周りに喫煙のはずなのにタバコの吸い殻が散らばっていたりと、悪行が続いている様子。そう言う場所は、一般見学者から見える場所に移せば良いのに。SNSの時代、直ぐに拡散されて特定されて批判が集まるから(笑)。国内の魚消費量は減っていて、本当に豊洲市場が生き残りたいのであれば海外に打って出るしか無いわけで、その場合はHACCP認証が必須のはず。それが満たされないことは、豊洲市場移転意義の半分が失われ事になるんじゃ無いだろうか。そう言う危機感の無い業者には、早々に退場して貰うのが一番だと思う。それが豊洲ブランドの第一歩だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿