PCWatch、山田祥平氏のコラムから、固定ネットとモバイルネットが入れ替わるときについて。今のところ、ネットワークの仕様(スピード、使用可能容量等)やコスト(料金)は固定ネットに軍配が上がるものの、日常での利便性に関して言えばモバイルネットが優勢。スピードについては、近い将来5Gが利用出来るようになれば、今の固定ネットの1Gbpsと遜色ない利用考えられるはず。ただ、モバイルネットの最大の難点は、従量制ということで、ネット依存が大きくなればなるほど固定ネットに比べて割高になります。ただ、それなりのデータ量で契約した場合と比較すると、その差は縮まってきていることも確かで、コラムにもあるようにざっくりした感覚では、どちらも5,000円/月位が今の実感じゃ無いだろうか。ただ、コラムにも書かれているように割高感はモバイルネットの方が高いと思うし、その理由はやはり書かれているようにネットワーク設備が、バックボーンは共通でも中継局の投資分が大きいというのは理解出来ます。
一方で、やはりコラムに書かれているように、スピードがアップするにつれてデータ量も大きくなるわけで、一寸した動画コンテンツとか見続けていると、あっと言う間に上限に達してしまうことも。私は自宅でe-workして居ることも有って、毎日かなりのデータを扱うわけだけれど、多分月にしたら多いときには何十TBという単位になるんじゃなかろうか。となると、ラストワンマイルが光りファイバーだろうがWANだろうが、兎に角データ量を意識せずに利用出来るサービスが一番ということに。もう一つ仕事関係で言うならば、やはりセキュリティも重要なわけで、そうなると技術的には誰でもアクセス出来る無線通信よりは、有線それも光ファイバーの安心感は大きいですしね。
現在自宅のWi-Fi APは、802.11nが最速なので、ノードフックパソコンも基本全て1Gbpsの有線ネットワークに接続してしようしています。データをあちこち移動したり、ネットアクセスしたりするときには、そのスピードの差は歴然だから。ただ、ケーブルに制約されない利便性は使っていて凄く感じます。そう言う意味では、手持ちのクライアントが全て802.11ac対応になったら、もしかしたら自宅のネットワークを無線化するかもしれない。でも、それでも有線が10Gbpsのサービスが実際始まっているわけで、まだ有線を追い越すというところまでは行かない。あと、これはWi-Fiの話しであって、WANとはまた別物なんですよね。「無線」という手段は同じだけれど、繋がるその先は別の話なわけで、この三つのネット接続が今のようにバラバラではなく、もっと透過的なアクセスが出来るようになると、また違う未来が来るのかもしれないけれど。
手段としては、物理的な縛りがない無線(Wi-Fi/WAN)が一番便利なんですが、現実的な問題(コスト、設備)を考えると、まだまだ有線接続も捨てがたい。一方で、社会派どんどんネットワークに依存した仕組みに変わりつつある。なんとなく家庭内の固定電話が、スマホ化していく過程のVersoin 2.0という気がする。
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