2018年8月30日

FAX内蔵電話

自宅ではずっとFAX内蔵のホーム電話(固定回線用)を使用して居たんですが、その子機のバッテリーがもう使えなくなって、NTTに交換を依頼したらもう無いと言う事で結局少し前に本体毎買い換えることに。私はもうFAXも固定電話も使わないので、もっぱら両親が使うだけなんですが、どうせ買い換えるなら普通の親子・子機の端末にすればと言ったら、いゃFAXは必要だと。聞いてみると、例えばクリーニング店の割引情報が配信されてきたり、後町内会とか知り合いの連絡網でFAXで送られてくることが多々あるらしい。

で、昨日のこと、母親が「FAXが動かなくなったから見てくれ」というので見てみたら、どうも印刷用の(多分)熱転写シートが、FAX用紙送りのローラーに見事に絡まっている。どうも、届いたFAXを印刷しようとして、母親が見よう見まねで操作したら、熱転写シートが弛んでいたらしく、FAX用紙を排出するときに一緒にくっついて出てきてしまい、それでローラーに絡まったらしい。中を開けてみてビックリしたのは、その熱転写シートがむき出しでセットされていて、しかも巻き取り側で弛みがないようにセットしたりと、なかなか初心者には難し他だろうというデザイン。昔ならカバーとか、少なくとも何かガイドがあったように思うのだけれど。

しかも、FAX用紙をせっとするために後ろ側のカバーを開いて用紙の挿入口を開けて、さらに用紙固定のために内蔵されている保持用バーを引き出して紙の位置を固定するんですが、その引き出すバーが分からなかったらしくて、FAX機の後ろに薄い板を置いて、そこに紙を重ねて入れようとしている。結果、挿入された用紙の位置が不適切で、多分少し斜めに取り込まれて、それで熱転写シートを引っかけてエラーに。さらにどうも、そのエラー時に無理に印刷途中のFAX用紙を抜き取ったので、それでさらに用紙排出用のローラーに熱転写シートが絡まったらしい。

会社のコピーマシンだったら、ローラーとかガイドが開いて取り出しやすくデザインされていますが、コストダウンされているこう言う家庭用のFAX機だとそんな仕組みはなく、結局諦めて熱転写シートを切って無理矢理取り外しました。元々簡単なデザインなので、切り取った部分を除いた残りのシートを以前と同様に薪と利用のローラーにテープで付けて戻しましたが、そう言う意味ではこんな簡単なデザインに救われたけれど。まぁ、でも、一寸このデザインは素人向けには無いよなぁ... どうせ送られてきたFAXデータはメモリーに保存されるわけだから、手持ちの久郷プリンターとWi-Fi接続させて、そこで印刷やスキャン(送信)出来るようにしてくれないだろうか。と言うか、今国内の電話回線って殆どデジタル化されていると思うんですが、その上をFAXのプロトコルが動いているのって、凄く非効率なような。でも、まだまだ現役なんですよね、FAXって。

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