2018年8月28日

さくらももこ氏亡くなる

国民的漫画・アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこ氏が、乳がんで8月15日に亡くなっていたというニュース。「えっ、まだ若いよね」と思ったら、やはり53歳との事で、うーん余りにも早すぎるなぁと感じるしか無い。

地元静岡県は清水市出身なので、アニメの中には所謂「静岡弁」は勿論、地元のCMとか出来事等も含めて登場するので、凄く身近に感じていたことも事実。最近ではアニメも見ることは無くなっていたけれど、そうで無くても残念だなぁ。

同じアニメ「サザエさん」も普通の過程を描いたアニメで共通点があるけれど、サザエさんが昭和の日本の平均的な家庭像みたいなものを感じるのに、「ちびまる子ちゃん」は自分の実体験をベースにしている分、一寸具体的な印象がある分入りやすかったような気がしますね。まぁ、地元と言うには少し離れているけれど、清水の話と言う事もあるけれど。

作者は亡くなったけれど、アニメはまだ続くという事で、これはビジネス上仕方ない。漫画でも、弟子だったりその作者のファンデあった別の作者が続編とか自分なりの解釈で続けたりすることもありますし。それはその「世界観」というものがどう維持されるかと言う問題。そう、「世界観」という意味で、背景が感じられる分「ちびまる子ちゃん」の方が「サザエさん」よりも今の時代には受け入れられるんじゃないだろうか。

そう言えば、CMではあったけれど「おとなまる子」という設定を許したのは、サザエさんにはない快挙では。何故登場人物が年を取らないのか、その素朴な疑問に対して世界観を崩さない程度に要求を満足する妙案だと思いましたね。まだまだ、いろいろとアイデアはあったかと思うし、本当に残念な気がします。合掌。

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