2018年7月6日

パソコンに拘る理由

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、パソコンに拘る理由について。私も、ビジネス・プライベート問わず、出かけるときにはまずパソコン(ノートブックパソコン)をほぼ必ず持ち歩きますが、その最大の理由はスマホと比較して圧倒的な大画面とQWERTYキーボードの入力のし易さ。勿論、出かける目的が、一寸した買い物とか、宿泊を伴わない場合には、わざわざパソコンを持ち出すことは無く、スマホで十分間に合うから、そこはケースバイケース。ただ、仕事がカラム場合には必須だし、宿泊が伴う場合も、やはり個人のメール確認等にしても、スマホよりはパソコンの方が楽だし早いし。

で、最近一寸思ったことがあって、会社の会議室には、以前はパソコンに接続するプロジェクターが設置されていたんですが、最近は大画面モニターに変わってきました。しかも、WiGigで接続出来るからケーブルを取り回す煩わしさも無い。で、思ったのが、2-in-1タイプのパソコンで、今はディスプレー側がメインで、キーボード側はオマケだけれど、今後はキーボード側にシステムが入って、会議室に行くときには今のようにディスプレー部分では無く、キーボードだけ持って移動したら、会議室のだいがめんをそのまま使えるようになるんじゃ無いかと。

もちろん、実際にはそのキーボードと画面を接続する作業を、何の表示も無く問題無く出来るのか、その方法を入れ込まないと何できないのですが、ちょっと以前の常識をひっくり返す環境にもなってきているんじゃ無いかという気がしています。仮に、この方法が可能になれば、例えば街中のデジタルサイネージの画面を一寸間借りして、表示して確認する、何て言うこともか脳になるかもしれない。勿論、その場合はセキュリティはどうする、機密はどうすると言う話も出てくるんですが、以前ほどディスプレーと言う事に関して、気にしなくて良いような印象を最近持つようになってきました。

これって、スマホにとっても良い事なわけで、大画面をWi-Fiで、外付けキーボードをBluetoothで接続してやれば、スマホ一つで簡単にデスクトップパソコンにも化ける。以前、Windows Phoneなんかでやっていたけれど、結局Windows PhoneのOSがWindowsのデスクトップ版ほどではないので流行らなかったけれど、そこが解決できれば可能性は大きいのでは。例えば5Gが普通に使えるのであれば、スマホ内部で処理しなくて、全部クラウドに投げて、スマホはクラウドの仮想マシンの表示内容を実際のデバイスに投影するだけ、キーボード入力も多少の処理はローカルでするにしても、基本データの処理は全部クラウドでやれば、スマホ本体の処理能力はそんなに無くても良いし、一番の肝は通信能力になるわけで、それは直ぐそこまで来ている技術だし。自分の本当のシステムは、クラウド上に構築された「仮想マシン」で、手元にある物理的なデバイスやパソコンは、それを現実世界に投影する「シェル(攻殻)」でしか無いという時代が、もうすぐ来るんじゃ無いだろうか。

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