2018年7月13日

テレワークジャパン

永江一石氏のブログから、毎度おなじみテレワークに関して。私も振り返ってみると、「テレワーク(在宅勤務)」を始めて、もう13年位だろうか。基本、月曜日から木曜日はテレワークで、金曜日には新幹線通勤で横浜のオフィスに行くという生活も10年以上に。振り返ってみると、やはり会社の理解があるかないかと言うのが最大の要因になるのは事実。そして、それに対して、ちゃんと成果を出せるかという自分自身の行動がもう一つの最大の要因ですよね。実際テレワークを始めた頃、私の他にもう一人女性のエンジニアが結婚を切っ掛けに名古屋に引っ越すことになり、その為基本自宅でコーディングして、月に一回オフィスに来ると言うテレワークをしていましたが、私は多分会社で二番目のテレワーカー(笑)。だから、兎に角自分の責任で、自分の失敗で、次に続く人への道筋を壊すことだけはないように、最初の頃は必死でした。今では全社的にテレワークを取り入れて、今月も基本全社員一日テレワークする日を実施するみたいですが、多分営業とか業務関係の人はやりやすいんじゃ無いだろうか。自分のように開発で、しかもハード関係の部門だと、流石に自宅に実験室を設けるわけにも行かず、そういう所は厳しいけれど、それでも一日フルでは無くても、例えば夕方早く帰宅して、夜の海外との電話会議は自宅からとか、そう言う分散型業務体系はこれから増えるんじゃ無いだろうか。

自分も新入社員の頃はそうだったけれど、日本の場合は「会社に行くことが仕事」になっていて、だからこそ残業時間が給与に響く位時間で仕事をすることが当たり前になってしまい、それが良いこともあるけれど、全体的に見てみれば効率は悪いし、今のように効率化が言われる時代になると時代錯誤と言っても良いでしょうね。

自分の経験から考えると、自分のようにフルに自宅で仕事をするパターンも有るけれど、今の日本の状況を見ると、例えばサテライトオフィスみたいな場所を作り、それを複数の企業が共有してオフィスにするようなパターンも有りだと思う。メリットは、自宅に置けないような設備も準備する事も出来るし、場合によってはセキュリティも完備出来るし。以前テレビでやっていた、保育園を併設するというのも良いでしょうね。確かその番組で言っていたのは、勤務場所に併設すると、保育園認可が無くても良いらしくて(本来の保育園では無く、企業の幼児預かり施設みたいな解釈らしい)、となるとその保育設備が本来の保育園ほど厳しくなくなったりするらしい。だから、モールの片隅にそう言う設備を展開している会社の照会をしていますが、あれ何日目から鱗の発想ですよね。実は、自分の経験から、一日自宅で仕事をするのも、結構精神的にも肉体的にもストレスが溜まるので、会社に通勤するほどでは無い近場にオフィスが有ると、そういう部分がある程度緩和されるんじゃ無いだろうか。実は、テレワークをはじめてしばらくして、どうしても室内にこもりっきりになるので、例えば日中ジムに通ったり、外に出る時間を強制的に作ったりしましたが、やはりそれよりは外に出て仕事をするという方が、ある意味切替という意味では良かった気がします。

テレワークが万能では無いけれど、効率化や今家庭や地方に隠れているリソースを有効に活用するには、最善の方法の一つと言っても委員じゃ無いだろうか。その為のインフラは、既に全国津々浦々整備されていますし。後は、責任者のやる気だけですよね。

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