2018年6月20日

加計学園理事長会見

加計学園理事長による会見が昨日行われて、予想通りメディアは相も変わらず「納得いかない」「説明責任を」と壊れたレコード状態。そもそも、これまで出てきた資料や情報で、働きかけは無い、仮にしても首相権限の鶴の一声で決まるものでは無いことは分かっているわけで、この会見自体が元々不要なもの。それなのに、説明を果たして否とかメディアは自分達の商売のために好き勝って書くだけなわけで、会見辞退しても意味が無いような気がするよなぁ。

大体ズブズブだったというのであれば、民主党政権時代の菅直人首相と孫正義氏との「太陽光発電買取疑惑」こそ、追求するべきものでは。確かに震災直後で混乱している話ではあるけれど、あの時点で直ぐに対抗発電が一気に立ちあがって原発の代替手段になるわけでも無く、あの時点では、まずは被災地の復興や原発の制御にリソースを集中させるべきなのに、あの話から一気に太陽光発電ビジネスが立ち上がり、それによって無関係な人にまで太陽光発電の負の遺産を負わせることになった罪は大きいと思う。

今回の会見の設定が、大阪の地震の直後で、開催地が岡山でかつ首都圏のメディアが移動しづらいタイミングでの会見という事で、会見隠し何て言うことを言っているメディアも有るけれど、それなら昨年末に地元とは言え首都圏から離れた名古屋で不倫釈明会見をした山尾議員は許されるのか? それに、会見は全て有能な記者のいる首都圏で行えというのは、それはメディアの傲慢では。加計理事長がどう言う理由からこのタイミングでこう言う会見を開いたのか、その理由は不明だけれど、正直もういい加減にしてくれというのが本音なんだろうなというのはよく分かる気がする。

メディアが今回の会見で「納得いかない」というのであれば、読者の立場として最近のメディア内でのパワハラ、セクハラに関しての報道が殆ど出てこないことに「納得いかない」し「説明責任」を果たして欲しいですよね。例の財務相の福田事務次官の問題だって、その後どうなったのか、殆ど聞こえてこない。裁判は始まったのだろうか、それとも裏でなぁなぁで握って終わり何だろうか。「セクハラが有った」と訴えたメディア、その結論までちゃんと納得のいく説明をする義務があると思うんですけどね。それが出来ないなら、メディアを名乗るのは止めるべき。自らの説明責任を果たした後に、加計理事長会見を自らの主張を元に批判する権利は生まれると思う。

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