2018年5月29日

センスとスタンス

立憲民主党の枝野代表が、自民党議員の発言を取り上げて「政治センスが許せない」と批判している記事。まぁ、最初の「子供三人」の話しは、少子化が叫ばれている現在、確かに多産奨励は必要だとは思うけれど、同じく今の時代では言い方も重要と言う事を考えると、もう少し別の話し方も会ったんじゃ無いかと思う。でも、二つ目の「子供はママが好き」は、萩生田議員の発言を取り上げた朝日新聞の見出しを見てのことだと思うけれど、これも見だし詐欺に引っかかっているだけ。あるいは、朝日新聞とつるんでいるのかもしれないけれど、これは言いがかりと言って良いレベルじゃ無いだろうか。

「立憲主義」とか「真っ当な政治」とか、回りにはそう言うことを言いながらも、いゃいゃ、本当に総務ね貼って言えるのと言う言動しか感じられないこの人達。問題なのは、逸れに呼応して取り上げる特定メディアがあり、それをさらに拾い上げる彼ら特定野党がいて、と言う「ご都合主義ループ」が完成していることなんでしょうね。最近感じるのは、「あぁ、この人達が仮に政権を取ったら、こうやって自分達の都合の良いことを正当化して世の中を牛耳ろうとするんだろうな」という事。まぁ、まさにそう言う姿を数年前には見せられたわけだけれど。

彼らは与党に対して「政治センスが許せない」と言うけれど、我々から見たら彼らの「政治スタンスが許せない」わけで、何でもかんでも与党には反対、と言うか「安倍政治に反対」と言うだけで、何もそれに対しての納得出来る説明は無いし、対案は無いし、信頼性醸成するような切っ掛けもない。有るのはひたすら「安倍叩き」だけで、その為にはデマや違法行為も辞さないと感じるような状況にも。そう言う意味では、彼らには「野党政治家としてのセンス」は十分に有るのかもしれない。とても与党として政治を任せることは出来ないけれど、野党としてキャンキャン吠えさせて与党のブレーキ訳にして置くには丁度良い、と言う意味で。まぁ、それでも最近のモリカケ問題では、そのブレーキの掛け方も掛けるタイミングもめちゃくちゃで、そろそろ運転席から降りて貰わないと困るような状況にもなりつつあるけれど。

他の旧民主党系の分裂した野党政党が支持率低迷に苦しんでいる中、それでも立憲民主党が10%前後の支持率をなんと開示できているのは、一つは先の衆議院選挙での民進党から希望の党への分裂騒動の時に、それなりに政治家としての仁義を切ったことを良しと感じる人が多いからだろうけど、そう言う人達にとっても年がら年中モリカケばかりでは飽きられるのでは。中村愛媛県知事と言う援護射撃もあったけれど、結局は自ら恥をかく羽目になり、もう加計学園関連の話は使えないだろうし。かといって、森友学園に関しても、その担ぎ上げた中心人物は補助金詐欺を認めている容疑者なわけで、正直これまでの言動を見て「使えない」と判断するのが普通では。もう、完全に賞味期限は切れているのに、でも逸れにすがるしか無い彼らのスタンスこそ、時期と話題を見るセンスの無さの表れだと思う。

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