2018年5月29日

AIガードマン

AI搭載カメラが、コンビニ内等の買い物客の行動パターンを認識して、万引き予防に繋げるという記事。同じ場所を行ったり来たりとか、キョロキョロと周囲を何度も伺うとか、まぁそう言う状況を個人単位で記録して、これまでの不審者情報の行動パターンと比較して、注意を店員に流すんでしょうね。

どの程度の微妙な行動・動作まで認識出来るのか、その当たりの精度と書きになるところ。カメラの機能も上がり、最近では4K程度の解像度も普通に利用出来るから、それなりに細かな動作や挙動も記録できるし認識も出来るんだろうけど。

ところで、記事の図を見ていてふと疑問に感じたのが、大元の「AI搭載カメラ」って、何がAI化されているんだろうか。いゃ、その人が不審者かどうかはAIクラウドで処理するだろうから、カメラは単に高精度のカメラ受像機であればいいだけでは。それとも、カメラ淡々でローカルに挙動不審者を認識して、認識した移行は自動的にカメラ単体がその不審者を追随するという事だろうか。それなら「AIカメラ」と言っても良いだろうけど。でも、それならば、わざと囮の不審者を準備して、AIカメラがそちらを見ている間に、別の場所で... まぁ、複数のAIカメラを設置して、そういう死角は無くなるようにするんだろうけど。

こう言う挙動不審な態度や様子を察知して警告するシステムって、結構昔からあった気がするんですが、今回のシステムはそれらとどこが違うんだろうか。「AIカメラ」のどこがどの様に「AI」なのか、そこの説明が記事にないのが一寸残念。

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