昨日は、朝はCX系の「とくダネ!」にハドルマガジン発行人の上村さんが出演していて、今回の関学-日大の危険プレーに関して説明していて、さらに午後には「ひるおび!」には、フリーアナウンサーで立命館大OBの近藤さんが出演して、同じように今回のプレーに関しての解説をしていたけれど、何かここ数日急にこの件が一斉にメディアに取り上げられるようになって、一寸不思議というか嫌な予感がしています。
「とくダネ!」では、やはり今回のプレーに関していの一番にかつ厳しく取り上げてきた上村さんだけに、詳しくかつ客観的に説明されていた気がしましたが、「ひるおび!」では、近藤さんだけで無く、スポーツコメンテーターの玉木さんもいらしたので、一寸ピントがずれていたような。まぁ、この番組のキャラクターもあるんだろうけど、プレーの再現にしても何か批判しているのか誉めているのかよく分からない場面が続いた気がします。
その後も夕方とかその他の番組でも同様に取り上げられているけれど、当該日大選手の背番号が、ビデオではモザイクが掛かっているのに、フリップの写真ではそのままとか、何かやっつけ仕事の印象が拭えない。さらに、問題の核心を掘り下げていくので有れば良いのだけれど、この話題を盛り上げて視聴率アップに繋げたいみたいな思惑が透けて見えて、止めて欲しいなぁという思いも強くなります。
正直、フットボールがそれも国内の大学の試合がメディアに取り上げられる機会なんて、年に数回あるかどうかで、それも大きな大会の結果がちょっと放送されるだけ。それなのに今回は、確かに大きな事件とも言えるプレーであるけれど、個人的にはここまで注目されるのは一寸異例な気がしますね。スポーツの正常化というか、正す目的ならいいんですが、何か物珍しさもあって視聴率が取れる、いってみればモリカケみたいな感じで扱われているような雰囲気が感じられるのが嫌だなぁ。問題は問題として、その背景や原因をはっきりさせて、それを再発させないことが一番重要。その為に、メディアの力が必要な事も事実だけれど、メディアに振り回されることは止めて欲しい、そんなここ最近の報道の傾向ですよね。
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