2018年5月11日

ペナルティー

G.W.に発生した、関学vs日大の定期線でのラフプレーについて、関東学生連盟と日本大学から正式な発表が有りましたが、その内容やここまで掛かった時間に対して、これまた批判が続きます。正式な処分というわけでは無く、暫定的な対応であり、その間当該選手の出場停止や、別途委員会での詳細な検証などが発表されています。

難しいのは、その時の判断・判定はフィールドにいた審判に委ねられているわけで、彼らがどう言う状態でどの様にプレーを審判し低田野かは、当事者で無いと分からない。さらに言えば、最初のQBへのパーソナルファールのプレーにしても、あくまで推測だけれど一番近くにいたであろうレフリーも、QBが止まりそうになりDLが追いかけるのを途中で止めると思って視線を外してしまったんじゃ無いかと思うんですよね。で、次の瞬間QBがタックルされているからイエローを投げたけれど、その瞬間にそれまでどの様な経緯でプレーが進んでいったのかを検証する術が無いと、どのレベルの反則を課せば良いのかも判定できない。USのカレッジやNFLなら、それこそ四方八方からカメラが撮影していますから、直ぐに再生して確認も出来るけれど、日本の試合ではそれもままならない。精々、チームのスカウティングビデオを後から確認するくらいが限界ですからね。そう言う意味では、試合中の最低が無理であったとしても、試合翌日なり少なくとも数日中には何らかの対応は可能だったのかもしれない。このあたりも、学生組織で専任でやっているわけでも無いし、ビデオの入手に審判員のレビューとか、多分色々手間も掛かることも想像されます。

一ファンとして勿論今回のプレーは許されないし、それが選手個人の判断でのプレーなのか、何らかの指示があったのか不明だけれど、いずれにしてもコーチ、あるいはチームとしてはもっと深刻に考えないといけないんじゃないだろうか。特に今回問題だと思うのは、プレー(=ボールのある場所)とは全く関係無い場所で反則が、それも深刻な反則が発生していることなわけで、そう言う場合には通常の判断よりも思いペナルティーを科すようにしてもいいんじゃ無いだろうか。特に学生の試合においては、安全第一で有る事は悠真でも無いわけで、何かあった時に直ぐに判定できる仕組み以前に、何かしようとも負わないような対策・仕組みが必要だと思う。そう言う意味で、仮に今回の様なケースは、選手の資格一年没収とか、チームの対外試合禁止とか、有ってもいいきがしますね。それがどの程度の抑止力になるのかは、又実際に見てみないと分からないけれど。

ただ勘違いしたくないのは、乱暴なプレーと激しいプレーは別物という事。より激しく正確なプレーは正しいし、どんなに些細なことでもプレーと関係無い場所でのいざこざは無意味な事を先ずはしっかり認識しないと。これだけの騒ぎになったのですから、まずは日本大学から自分達は日本を代表するチーム、プレーヤーだという証しを次の機会に見せて欲しいですよね。

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