2018年4月6日

大谷フィーバー

連日活躍を見せる、LA Angelsの大谷翔平選手。オープン戦の成績は散々で、やはりメジャーの壁は厚く高いかと思ったら、開幕戦の初打席で初ヒットをうち、「おっ!」という雰囲気に。でも、初ヒットは打ったけれど、結局は5打数1安打(1三振)という結果で、正直「まだまだかな」という印象でした。

そして、4月1日は、今度は投手として初登板。1回は調子が良かった物の、2回は3ランホームランで3失点。あぁ、このままズルズルと行くのかと思ったら、3回から持ち直し、さらに味方の援護もあって逆転。勝利投手の権利を得て降板すると、そのままチームが勝利し、メジャー初勝利を獲得。しかも、開幕戦でヒットを打った後10試合以内に勝ち投手になったのは、99年前のベーブルース以来と言う事でビックリ。でも、まだまだ不安は残っているんですよね。

で、DHとして、ホーム開幕戦の4月3日の試合では、1打席目にホームラン(3ラン)を放ち、その後の打席でも安打を続けて、マルチヒット。翌日の試合でも、同点に追いつく2ランホームランを放ち、その後の打席ではヒットは出たけれど得点に繋がらず、それでも最後に延長13回でサヨナラホームランがチームに出て連勝。結果的には、大谷選手の2ランがなければその後の展開もなかったわけで、そう言う意味ではホーム連勝の立役者の一人と言っても良いくらい。

確か、ゴジラ松井選手もヤンキースでデビューしたときにホームランを打って凄く印象を深めたけれど、大谷選手もそれに負けない印象を生みつつある感じ。まだまだシーズン序盤で、相手もデータが無いからと言うこともあるだろうけど、少なくともバッティングに対しては、まだ慣れない球種やコースに戸惑っている部分も見られるけれど、そこそこの成績は残せるんじゃないだろうか。とある試合中にヒットで一塁に出た大谷選手が画面に映し出されたんですが、日本で見たときよりも大きくなったような印象を受けました。実際調べてみたら、身長は193cmで体重は93kg位。アメリカ人の隊形から行くと、体重は100kg位あっても良いのかな。でも、大谷選手もよく見ると、上半身はスマートな感じだけれど、下半身は結構ドッシリ感が伺えて、やはり打撃には向いているのかもしれない。

投手として二桁勝利、打者として二桁のホームランを記録すると、やはりベーブルースの持っている記録以来100年振りらしい。二桁ホームランは、なんとなく可能性は高い気がしますね。でも、投手としてはどうだろうか。田中将大投手、ダルビッシュ有投手等の名だたる投手も、やはり二桁まで届かせるには苦労していたわけで、投手としての10勝(以上)の方が、ハードルは高い気がする。それに、バッターとしてDHとして出場しているという事は、デッドボールや出塁時のクロスプレー等リスクも高くなりますからね。そう言うリスクは織り込み済みでの二刀流出場なんだろうけど、是非実現して欲しいなぁ。イチロー選手が、それまでの年間200本安打の連続記録を塗り替えたように、日本人選手として昔の記録を破る成績を残して欲しいですよね。それだけ昔の記録というのは、今で着る人が居ないから残っているわけで、そこに日本からの選手の名前が残るのは、一寸痛快でもあるし。やはり、Angelsの試合、観に行こうかなぁ...

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