2018年4月6日

慣れと利便性

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、PCとスマホの両用について。不破雷蔵氏の記事に寄れば、卒論をスマホで書いた人は1割近くにも及ぶとのことで、すでにスマホとといデバイスとフリック入力というお作法は、市民権を得ていると言っても良いのでは。かくいう私は、未だにPC派で、スマホメールは嫌いだからGmailに送ってねと言って嫌がられても知らん顔(笑)。とは言っても、あと5年もすれば今のPC vs スマホの使用比率は、確実に逆転するだろうから、今のうちからスマホ環境にシフトしないといけないという危機感は持っています。

特に、今は仕事の関係もあるのでPCを持ち歩いているけれど、数年後に定年退職して仕事用のパソコンがなくなれば、正直個人でも今のノートブックパソコンを持ち歩くかと言われたら甚だ疑問。今のパソコンにしても、Windows環境でしか動作しない仕事のアプリが有るので、スマホのみにして以内だけど、それがなければ社内メールもスマホからアクセス出来るし、そんなに面倒も苦労もない。スマホと言っても、今は携帯性を理由に小型のスマホが好きなんですが、仮にパソコンを持ち歩かなくなったら、それ事iPhoneで言えばPlusとか、タブレットに近い物を携帯するようになるかもしれない。

唯一の悩みは、フリック入力には慣れてきたものの、パソコンのキー入力にはまだまだ及ばず、特に自分の場合はタッチタイプがかな入力と英語入力をそれなりのスピードで出来るので(昔学生時代にキーパンチのアルバイトを数年やったお陰)、なかなかそのスピードや画面図に入力出来る利便さを置き換えるところまでは、自分のフリック能力は達していないから。フリック入力は、例えばカナだけとか入力するのは便利なんですが、文字種を切替ながら入力するのは面倒。その点キーボードだと、簡単にシフトや切替ができるし、特にかな漢字変換は自動で文章入力して一括変換してくれるから、それがフリックには無い魅力でしょうね。

ただ、言ってみればそう言うのって多分に慣れの問題なわけで、私だって大学生になるまでキーボードなんで触ったこともなかったし、社会人になってから数年の間は日本語キーボードがまだ無い時代で、英文のみ欝込んでいたことも。それが今では日本語キーボードで英文入力するわと、やはり環境に人の体は慣れる物だなと実感しています。もう一つは、やはりスマホの性能が上がり、フリック入力自体のスピードや変換効率も良くなって、使いやすくなってきていることも大きな理由でしょう。そう言う改善がないと、やはり新しい技術はなかなか生き残れない。そう言う意味で、ユーザーとしての慣れと、ツールとしての利便性の追求が、これからの時代を決めていく要素になるんでしょうね。

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