この燃料電池バスの記事を読んで思い出しましたが、最近自宅近くのイオンモールの駐車場に、電気自動車(EV)用の充電設備が出来たんですよね。確か以前も2箇所くらい充電用のターミナルがついた駐車スペースがあったように記憶しているんですが、今回は3Fの屋内駐車場の一角に、10台分位あるかなぁ、充電用のターミナルが並ぶスペースが作られました。最初は屋内駐車場の結構なスペースが閉鎖されて、何をするのか、空調設備でも増設するのかと思っていたんですが、暫くしてコインパーキング見たいなターミナルが並び始めて、「あぁ、電気自動車の充電スペースかな」と思ったら正解でした。
こう言う時代だし、充電時間に急速充電でも30分位は掛かるのかな。それ位の時間停車したままにしておくなら、こう言うモール施設に設けるのが一番良いんじゃ無いかと。投資効果がどれくらいあるか不明だけれど、喫茶店、床屋・美容院、病院、等有る程度滞留時間がある場所には今後どんどん増やして欲しいけれど、例えば床屋などは月に一回行くかどうかだから、余り効率は良くないかも。充電は、使う人の場合は毎日必要になるんだろうし。
一つ疑問だったのは、この設備を利用する時に電気代は払うんだろうか。多分、数円とか10円単位だとは思うけれど、それも微妙だなぁ。それに、平日はそのスペース当たりは空いているけれど、それでもお昼時とか週末祝日、それに雨の時などは屋内駐車場も直ぐに満杯になるから、このスーペースも一般車両で埋まってしまい、本当に必要な車両が利用出来ない状態になりそうな気がするなぁ。電気自動車、あるいは水素自動車層だけれど、インフラ整備が追いつかないと普及も進まないし、普及しないとインフラも作れないしというジレンマですね。ガソリン自動車の生命線、ガソリンスタンドすら最近では減っているわけだし... 逆にそうなると、家庭とかモールで充電できる電気自動車が俄然有利になってくるかもしれない。でも、その分電力消費が加速度的に増えると、今の電気体系では足りなくなるわけで、そうなると原子力発電をもっと再稼働するとか場合によっては新規増設と言う話も出てくると、また違った方向に話が進みそう。
何かを一つ社会基盤にしようと思うと、こう言うインフラ整備が一番重要だけれど大変。それにどれだけ投資できるかが胆だけれど、最近ではそう言う体力のある企業も少ないだろうし。本当は、自動車メーカーとか道路関連企業・組織がもっと本腰を入れてやってくれると嬉しいのだけれど、そうも行かないだろうしなぁ... いずれにしても、あの充電スペースが有効に活用されるように祈りたいですね。
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