2018年4月17日

セクハラ発言

揺れる財務省で新たな火種になるのか、福田事務次官のセクハラ会話問題。週刊新潮がスクープしている記事だけれど、その会話をしているという音声データがどうも不信感満載の感じで、個人的にはこの福田氏を擁護する気も無いけれど、でもこれで「セクハラ確定」と言われても困るだろうなぁという印象。

一番気になるのは、記事では双方の会話が記載されているのに、音声データでは女性側の発言が消されていて、だからテレビなどではアフレコを当てていること。普通だと、女性側の発言の時に音声加工をしたりして、それでも一連の会話を流すんじゃ無いかと思うんだけれど、放送局が入手した音声データが既にそうなっていたのか、完全に男性側の音声しか入っていない状態で、これでは申し訳ないけれど「何でも可能だよなぁ」と思ったほど。その男性側の音声が聞こえる部分でも、どうもお店の雰囲気が例えばバーとかレストランみたいな感じではなくて、風俗系っぽいかんじのかなり騒がしい場所の様子。

さらに、男性側の発言が、なんとなく不自然に聞こえるんですよね。その、通常の財務相の問題の話をしているときに、無理矢理セクハラ発言を切り貼りしたような。あと、私は音響工学なんて素人以前なんだけれど、妙に会話の録音と背景のBGMが、どちらも同じような感じで聞こえる気がするんですよね。普通録音する場合なら、ICレコーダーを隠し持つとか、スマホの録音機能を入れて近くに置くとか、多分そんな感じで録音するから、BGMがはっきりすれば会話の音声が聞きづらくなるだろうし、逆に会話をしっかり録音しようとすれば、周りの音は入りづらくなるだろうし。男性側の発言だけを抜き出して、それを切り貼りして、さらにその切り貼り部分が分からないようにBGMを被せてダビングしたんじゃ無いかと思ったくらいですから。

流石にそこまでやると犯罪行為なわけで、いくら週刊新潮でもそこまでやらないとは思うけれど、持ち込んだ側がそこまでの音声データを準備してきたならわからなぁ。しかも、何故か財務相側は全面否定に近い内容の反論を出してきていて、その中でも記事で記載された女性との会食でのセクハラに関しては、当事者の証言として否定もしている。

仮に本当にこう言う会話が女性記者との間にあり、女性がセクハラとして訴えたのであれば、別の疑問としてその女性の所属会社は新潮社なのかと言う事。例えば女性記者は別の新聞社の所属で、その上司に訴えたけれど取り上げられなかったから新潮社にデータを渡したとしたら、その新聞社もセクハラ行為を黙認した問題があるわけですよね。フリーランスの記者という可能性もあるだろうけど、それでそこまで個人的な会話が出来るだけ親密と言うも一寸理解出来ない。それなりに知り合いの関係で無いと、ああいう会話は出来ないだろうし。新潮社は女性部分の音声も持っていて隠し球にしているのかもしれないけれど、それならそれでちゃんと納得出来る方法で公開するべき。まぁ、有る程度引っ張ることで販売部数関大をしたいんだろうけど。政府も、今日からの安倍総理日米会談を優先してひとまず否定して、帰国後に更迭・引責辞任ということにして幕引きを考えているのかもしれないけれど、ただその証拠として出されている音声データが、どうも納得するにはほど遠い胡散臭いものに聞こえるのは私の心が淀んでいるから?!

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