メガネスーパーが発表した、メガネ型のウェアラブル端末「b.g.」。いゃ、どう見てもこれ、宴会とか仮装パーティーで使われる「変装メガネ」でしょう。
投影部分をバランス良く配置するためにこのようなデザインになったという説明は理解するけれど、だからといってそれが、デザインや見た目も含めて「実用的」であるかどうかと言う考察はしないのだろうか。この写真のモデルがプロトタイプというのであればまだ理解出来ます。でも、量産型と言う事は多少細部の変更はあるかもしれないけれど、殆ど製品に近いものなわけで、となるともう見ただけで購買欲が無くなる。例えば倉庫の中の作業とか、工場での利用とか、限られた環境の中で使う分には、まぁこれでもいいのかもしれない。
これまでのようにメガネと一体化したデザインでは無く、メガネが無くても装着出来るし、メガネとも共存出来るデザインなのは良いのだけれど、それにしてもちょっと間抜け感が否めない。将来的に画期的なデバイスや製造技術が生まれて、例えばメガネのレンズ状に直接発光体を印刷するとか出来たら、もっとスマートなデザインになるんだろうけど。
視覚情報というのは非常に大きなもので、例えば音声情報では伝えきれない者も網羅していると思うんですよね。ただ、「音」は別に耳の近くに再生装置が無くても良いのに対して、「絵」は視野の中に存在しなければならないし、勝つ今の技術ではデバイスの大きさも無視出来ない。理想は、空間投影技術みたいなものが出来て、スクリーンとか無くても空間上に映像投影出来れば理想なんでしょうけどね。多分実験室レベルではもう可能なんだろうけど、それを携帯サイズまでするにはまだ時間が掛かるだろうし。いずれにしても、このデザインのデバイスを使用するのであれば、メガネに付けるサングラスの様に形の方がまだましな気がする。あるいは、テレビでよくGoProをヘルメットとか方に付けて撮影するけれど、あんな感じでアームを何処かに装着して画面を見るとかの方が、効率的で使いやすいんじゃ無いだろうか。
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