久しぶりに懐かしい言葉を聞いた、NTT東・西による「ADSL終了」のお知らせ。まだADSLって残っていたんだというのが最初のビックリ。さらに驚いたのが、2023年までと5年以上も猶予期間を残しての移行だけれど、それだけ残っているユーザーは、面倒というか移行しづらいユーザーばかりなんだろうなぁ。ADSLと言う事は、NTTの基地局から銅線で宅内まで接続しているわけだけど、NTTも市中の回線も確かどんどん光ケーブルに置き換えているわけで、その当たりどうしているんだろうか。途中に信号変換器みたいなものを入れているんでしょうかねぇ。
ADSLと聞くと、どうしても思い出すのが、Softbank(当時はYahooBB)が無料でADSLの宅内端末を配りまくった事。もう、日本中の駅前でADSLの箱を並べて配っていたと言っても大げさじゃ無くて、それで色々トラブルも生まれたけれど、少なくともそれまでのアナログ回線でのモデム接続でのインターネット接続を、ADSLによる「高速インターネット」にステップアップさせた実績は認めるべき何だろうなぁ。あれで高速接続(と言っても、確か最速でも1Mbpsとか1.5Mbps位だったけれど)と言うものが認知されて、それに合わせてサービスも色々登場したわけですからね。
私自身は、ADSLっていうのは個人では使ったことが無くて、当時住んでいたマンションが東急系の不動産会社のマンションだったので、東急ケーブルテレビ(今のJ:COM)が各戸に入っていて、契約するとSTBだけで視聴出来るような状態。で、その東急ケーブルテレビがそのケーブルテレビ回線を利用して、ADSLよりも高速なインターネット接続(確か30Mbpsとかだったような)サービスを提供していたので、ケーブルテレビとインターネット両方を契約してずっと使っていましたから。最初は30Mbpsだったのが、そのうち45Mbps位になって、最後は100Mbpsまで行ったんだろうか。確か、そのスピードだけ見ると、会社の社内ネットワークよりも自宅の方が早かった記憶がある(笑)。
実家に戻ってきたときに、NTTフレッツ光を引いて、当時から1Gbpsの契約でしたが、今では珍しくなくなりましたからね。最近は回りでもフレッツ光を引いている家庭が増えたのか、回線速度は当時と比べると体感で半分くらいになったけれど、まぁそれでも未だに会社の社内ネットワーク(100Mbps)よりも早いというのは、笑えない(笑)。そうそう、思い出した。会社の作業場所には、社外接続のテストのためにADSLを引いていたんだ。あれ、どうするんだろうか。ADSLである必要は無いから、そのまま光回線に変更してくれると嬉しいんだけど。最も、ADSL終了の前に自分は定年退職しているから、気にしなくても良いのかもしれないけれど、後の人は困るだろうなぁ...
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