2017年10月31日

TSA Precheck by ANA

日系航空会社としては初めて、ANAが米国のTSA Pre✔に10月25日から参加するという記事。これが使えるのと使えないのでは、大きな差がありますからね。大きく分けて保安審査場は、1) 一般の乗客用-一番列が長く時間が掛かる、2) 上位クラス乗客用-一般用よりは列は短いが、靴を脱いだりパソコンを取り出したり全身スキャンだったりと時間は掛かる、3) TSA Pre✔-列も短く、バッグを預けてそのままX線検査のゲートを通るだけなのでほぼ待ち時間は無し、の三種類ですが、利便性はTSA Pre✔が圧倒的。

基本は、米国民なり米国在住資格のある人で予め申請登録されている人が対象ですが、航空会社が選抜する自社のFFP上級会員も利用可能。ただ、これは航空会社側が一方的に指定するもので、故拉致から希望しても必ず該当するかどうかは分からないもの。トランプ大統領以前は、UA便利用の時には100%適用されていましたが、トランプ大統領が入国審査を厳密にしたときに、TSA Pre✔の対象者も厳選されて、上級会員への適用は無くなりガッカリ。でも、最近また復活して先日のGuam旅行の時には久しぶりに利用して利便性を再認識したところ。12月にHND-ORD/-IAD/-NRTと飛びますが、国内線のORD-IADはUA便利用なのでTSA Pre✔が利用出来るだろうし、もしかしたら帰国便のIAD-NRTも、これはANAの運航だけれど発券はUAだから、上手くするとTSA Pre✔対象になる?

いずれにしても、トランプ大統領就任直後の過激な制限はなりを潜めて、其れ以前程度の運用基準に戻ってきているようなので、米国からの帰国が少し楽になりそう。これまでも、米国国内から国内線からANA便へ乗り継ぐときには、その国内線は基本UA便なので、そこでTSA Pre✔が利用出来てそのままANA便に乗り継ぐから、今回の措置で便利になるのはANAのダイレクト便を利用する、IADとかORDとかJFKとかから帰国する場合。あっ、でもANAはAMCの上級会員にTSA Pre✔を適用するかなぁ。AMC Diamondの、さらに乗客だけだったりして。まぁ、年末のIAD-NRTで分かるかな。確か、UAのアプリが更新されて、定型航空会社のチケットも発券出来るようになったはずで、そうなるとANA便利用でもUAのアプリでオンラインボーディングパスが利用可能になる蓮で、それならUA MP 1KとAMC Diamondとの合わせ技で何とかならないだろうか(笑)。ちょっと別の楽しみが出来たりして。

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