1年前に明らかになった、富士通が自社のPC部門売却をLenovoと進めているという話。その後音沙汰無かったのだけれど、急にこんな話が公に。11月中旬くらいまでには正式発表がありそうですね。
多分、今Lenovo HDの下に、NECPCとLenovo Japanがぶら下がっているように、そこに富士通PCが入るのだろうか。一応、NECPCもLenovo傘下に入ってからも、製品ラインが吸収されたわけでは無く、LavieとかVersaProとか販売しているから、富士通も今のラインは大体残るんだろうけど。
これでLenovo HDとしては、日本のPCマーケットの半分くらい握ることになるのかな。とは言っても、実体は三社なので、昔のNECが8割とか占めていた時代とは異なるだろうけど。Lenovoとしては、全体からみたら富士通分というのは、多分今の販売シェアの数%程度の増加だろうけど、世界市場で鎬を削っている、HPとかDELLと比較するときには、なかなか微妙な増加分になるかも。富士通PCって、NECPCよりは国外にも出ているんだろうか。そうなると、Lenovoのネットワークは魅力的でしょうし、大体調達コストが一気に下がるだろうから、それが一番大きいでしょうね。
で、日本国内の工場はどうするんでしょうね、富士通は。基本的には島根富士通は残したいだろうし、あと何カ所かあったような気がするけれど、NECPCも国内に二箇所あるし、ちょっと過剰な気がするけれど。
これで残る国産メーカーは、東芝、パナソニック、VAIOですか。VAIOはOEMで息を吹き返しているけれど、残り二社はどうなるるンだろうか。
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