2017年10月2日

駅ナンバリング

産経新聞に掲載された、駅ナンバリングの記事。路線をアルファベット、駅を番号で表すことで、どの路線上の駅かわかるし、今いる駅の番号との差分を見ることで、どちら(上り、下り)に移動すれば良いのか一目で分かって凄く便利。今では、少なくとも都内の路線では普通に掲示されていますが、私が1990年の後半に初めて韓国のソウルに出張で行き、その時にソウル市内の地下鉄を初めて利用しましたが、その時には既にこのナンバリングが導入されていて、ハングルの駅名は分からなくても、路線も駅も理解出来て「おぉ、凄く便利」と感心したのが最初。しかも、普通の駅は基本ハングルの駅名だけですが、乗換駅にはアルファベットの駅名表記も有り、あと確か乗換駅だけには停車すると音楽が流れて、「あぁ、乗換駅だ」と分かるような仕組みもあったように記憶しています。あの時正直「韓国の方が日本の地下鉄より進んでるじゃん」と思いましたね。あれから10年以上経過して、日本にも導入されるようになったんじゃ無いかな。

訪日外国人向けに、色々な言葉での表記など話題になるけれど、こう言う言語に依存しないピクトグラム的な表記の方が、ある意味分かりやすくて簡潔で便利な気がします。そう言えば、東名高速道路が開通したときには、確かインターチェンジ番号が最初から振られていて、どこそこICは何番みたいな事を言っていた気がするけれど、あれはやはり実際の地名とは異なる名称で設置されているから、番号にしたんじゃ無いかと今更ながら思います。

駅名を翻訳してしまうと、その言葉を使う人には便利かもしれないけれど、実はそれ以外の人にとっては表示もごちゃごちゃするしサイズも小さくなるし、実は不便になってしまう。JR東海は駅名表示は日本語と英語にしていて、韓国語とか中国語表記はしない方針とのことですが、個人的にはそれに賛成したい。関東の私鉄では、4言語とか順番に表示している場合とかありますが、正直急いでいるときに日本語・英語以外の表示がされることは勘弁して欲しいと思う。日本語を理解してこい、というのは流石に暴論だと思うけれど、少なくとも英語表記であれば、アルファベットは殆どの場合理解出来るし、それが今回の様にピクトグラム的な表記になれば少ない文字数に多くのデータを詰め込むことが出来ますからね。個人的には、その方向性をもっと進めていって2020年に間に合わせて欲しいですよね。

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