2017年10月21日

少ないのに複雑

リーグ戦も終盤戦となり、上位9チームのうち最下位の9位となるとそこでシーズン終了となるため、今のところ1勝あるいは2勝でその可能性のあるチームは残り試合で戦々恐々。例えばNFLもリーグ戦16試合と試合数は野球等と比べても1/10の少なさ。それでも、ディビジョン内のチームとのホームアンドアウェーでの直接対決に、同じカンファレンス内チームとの対戦、さらには他カンファレンスチームとの対戦を組み合わせることで、試合強度の平準化を実行。順位決定にも、まずはディビジョン内の対戦、次にカンファレンス内対戦等と重み付けをつけて優劣をけっていしています。

今のXリーグも、3試合は同ディビジョン内の対戦で、残り3試合は他ディビジョンでの対戦となっているのでNFL同様の事は可能何ですが、如何せん全部で6試合、それぞれ3試合ずつでは優劣を決めるにしても難しいかも。それでも、以前のように勝率が同じなら得失点差で決めていたのはなんとも納得いかなかったわけで、それに比べれば大分ましになったと言えるかも。

ただ、小座野氏のコラムにも書かれているけれど、現在のリーグ戦の順位決定方法は、余りに複雑で変数が多すぎて、どうなるか膨大な数の組合せをしないと分からない。これは正直ファンの興味を削ぐ行為だと思いますねぇ。

Xリーグのレギュラーシーズン順位決定は、
  1. 勝ち星数
  2. 当該チーム間の直接対決勝敗
  3. 当該チームの対戦相手の勝ち星数の合計
  4. 当該チームが勝利した対戦相手の勝ち星数の合計
  5. 抽選(レギュラーシーズン終了後に実施)
で決まりますが、個人的には#3と#4は逆の方が良いのではと思うんですよね。感覚的には、まだ試合もしていない相手チームの勝ち星まで計算するというのがよく分からない。でも、#4の場合、例えば勝利しているチームがSuper-9の下位チームで勝利数が少ないチームよりも、Battle-9の上位チームで勝ち星の多いチームが有利になるから、そうなるとBattle-9との試合数が多いSuper-9の下位チームが有利になったりする。上位チームの順位争いは、それでもいいと思うんですよね。多少順位が上下しても、対戦相手がどうなるかくらいで影響は少ないから。

問題なのは、やはり7位から9位の順位決定でしょうね。6位と7位では、ワイルドカードに進まなければならない7位は負担が対戦。さらに9位となれば、そこでシーズンが終わるわけですから泣くに泣けない。明らかに勝ち星で足りていないなら、それでもまだ諦めは付くけれど、同じ勝ち星で並んでいるとなると、やはりそれなりにちゃんと納得出来るルールで無いと困る。現行のルールは、少ない試合数や色々な情勢の中でよく考えられているとは思うけれど、やはり机上で組み立てたものと、実際に運営してみての印象はかなり異なるもの。2年目のリーグ戦を終えて、3年目の来年はもう少し変更を入れた方が良いんじゃ無いかと思うなぁ。

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