2017年10月7日

パケット繰り越し

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、3大キャリアーとMVNOのパケット繰り越しの違いついて。先日、私もMVNOであるiPhone6に入れているIIJmioのデータを、前月分3GB弱と当月分3GBを、多分iOS11の更新で使い切って、後で気づいてビックリしたところ。でも、MVNOとキャリアーでパケット繰り越しの解釈が違うことは始めて知りました。

確かに、山田氏と同じで、普通は前月からの繰り越しがあれば、先ずはそこから消費して、それが消費してしまえば当月分を消費すると思いますよね。それが、前月の余りが繰り越されるにしても、当月は先ずはその当月分のデータ~消費を始めて、それが使い切ると繰り越した分が消費されるとなると、毎月パケットが残るような使い方をしている人にとっては、繰り越しはされるけれど実質それは使われずに翌月破棄されるデータにしかならないし、毎月使い切っているような人にとっても、前の月分は使い切るわけだから、翌月に繰り越される分は無いわけで、こちらも繰り越しの意味が無い。これは、「繰り越しサービス」というサービスを提供しているようで、実は実際には機能していないサービスをうたっているようなものでは。

IIJmio等MVNOでは、前月余ったデータが翌月繰り越されると、当月はその繰り越し分から消費され、それが全て使い尽くされると、当月分のデータが今度は消費されます。だから、全部使い切れば別だけれど、大体は当月分が多少は残るので、それが翌月分に繰り越され、だから当月分が丸々残る場合が多く、だからユーザーとしても安心して利用することが出来るわけですよね。勿論キャリアーとしては回線の負担を抑えるために使用データ量は制限したいだろうし、一番のメリットは最大データ量の予想が立てやすいこと。でも、半面ユーザーに対しては、嘘とまでは言わないまでも錯誤するような謳い文句を言っているわけで、それって企業倫理としてどうなのかと小一時間。

私が利用しているdocomoは、一番データ量が少ないSプランなのでデータくりこしは適用されず、だから実質被害というか影響は無いのだけれど、でも将来的には20GBとかでシェアしてと言う事も一時考えていたことがあるから、今回のコラムの内容はガッカリ。電子マネー利用の関係で、今のところdocomoから離れられないから仕方なく利用しているけれど、iPhone8でどこのモデルでもNFC/FeliCaが採用されて、それで今Androidで利用できるFeliCaサービスが全て利用できるようになるならば、ちょっと契約なども再考したいところですね。

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