2017年10月24日

不満なメディア

選挙翌日の朝刊には、全国紙がそれぞれ社説なり選挙の記事を掲載しているけれど、

読んでいてそこそこ納得出来るのは日経新聞くらいで、産経新聞は「行け行けどんどん系」でチト軽薄。それ以外の三紙は、どうにもこうにもこの結果は受入難い不満です(キリ!) みたいな感じで、特に毎日新聞と朝日新聞は全国紙というよりも、共産党社民党当たりの機関紙見たいな印象(笑)。

大体、同じように圧勝した旧民主党政権誕生の時とか、先の都議会議員選挙の時には文句を言わないのに、自民党が大勝すると「国民の総意が」とか「信任されたわけでは内」とか、その結果に不満たらたらな内容を記事にするのはもう止めたら。少なくとも国として定めたシステムで選択された人達なんだから、別に国民が選択したわけでも無いメディアは、少なくともその選択は尊重するべきでは。勿論、与党以外の政党の主張や、そこにもカバーされていない意見や政策を示して念を押すことは良いと思うけれど、そういう話所か「モリカケ事案」を未だに持ち出してくる当たり、もう報道よりも何か別の意図があるとしか思えない。

特に毎日新聞とか朝日新聞は、選挙前自分達が報じていた方向とはほぼ真逆な結果が大いに不満なのか、もう記事と言うよりは恨み辛みに文句しか書いていない「作文」状態。早速ネットではおかずにされているけれど、こんなことでも本気で信じている人、それも所謂「知識人」と言われている人達も多く賛同している様子を見るに付け、いゃ自分で判断する能力は無いのかと小一時間。

野党、特に希望の党のドタバタが与党に漁夫の利を与えたことは確か。仮に、民進党があのまま選挙に突入していても、多分今回の希望+立民+無所属くらいの議席は得られたと思うし、逆に増えた気もします。その分自民が凹んで、240議席くらいかなぁ。勿論、それだけでは無くて、さらに色々な要素が絡み合ったことも大きな理由だと思うけれど、その中には、余りに野党やメディアが国民生活とは関係無く、またその理由も薄弱なモリカケ事案等に終始して、国民生活を蔑ろにしてきた事への怒りも含まれることはしっかり自覚して欲しいですよね。少なくとも民進党が、モリカケ事案に割いた時間の半分も経済対策とか社会福祉とかに当てて、しっかり議論をしていく様子を見せていたら、仮に今回と同じ状態で選挙に突入したとしても、もっと議席は得ていたと思う。それが最大の反省点。

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