2017年10月17日

終盤の追い込み

産経新聞による選挙戦の終盤情勢。与党の自民党の優位は変わらず、定数465人のうち、場合寄っては単独で300議席超えも視野に入ってきているという予想。前回は291議席でしたから、今回それを超えることになれば、自民党としても大勝利と言って良い結果になるかも。逆に公明党は良くて議席維持、予想では議席は減りそうと言う事で、そうなると発言力も少し減っていくのかもしれない。都議選では対立したわけで、その付けが回ってきたと言うことなのかもしれない。

野党側では、立憲民主党が15議席から三倍くらい迄増えそうと言う事だけれど、これはやはり判官贔屓が入っているというか、野党として対立軸になり得るのはここしか無いという国民の意思でもあるのかも。でも、その立憲民主党にしても、メンバーにはあの菅元総理が至り、甚だ疑問な人も多いのだけれど。

今のところ投票日の日曜日は雨模様の様子で、投票率は余り伸びなさそう。となると組織票の大きいところが有利なわけで、自公の有利は動かないとしても、支援団体が薄い希望の党はますます不利になりそう。さらに、議席減が言われている共産党も、逆に投票率が下がれば引っかかる人が出てくるのでは。問題は、期日前投票がどれくらい入っているかだと思う。多分有権者の心としては、既に決まっている人が多くて、よほど何か事件が起こらない限りはそのまま投票するんじゃ無いだろうか。

選挙の大義が最初疑問として大きく取り上げられていたけれど、仮にこのまま与党が現状維持あるいはそれ以上の議席を獲得したならば、選挙の大義としては与党を信任したと言う事が言えるわけで、そういう意味で野党側は下らない質問や行動で国会審議の時間を浪費したり、無意味な攻撃をしてきたことをちゃんと反省して謝罪して欲しいですよね。詰まり多くの国民は、そんなことは望んでいなかったわけだから。国民が望むのは、先ずは経済が良くなり生活が良くなり安心して暮らせる社会システムが出来る事。そういう話を殆どしてこなかった、党利党略に時間を費やしてきた野党側は、これで少しは頭を冷やせば良いと思うけれど、そんなこと分かって実行出来るだけの考えがあれば、こんなことにはならなかったんでしょうね。全ては自ら招いた失敗だったと言う事ですよね。

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