2017年8月5日

離党

民進党の細野豪志議員が離党を決めたという記事。地元静岡県出身議員だけれど、選挙区が反対側だから余り実感の無い人。と言うよりも、未だに「モナ男」と言う方がピンとくるというのはなんだろうか(笑)。記事を見て一寸ビックリしたのが、この人まだ45歳なんだ。自分よりも一回りも若いとは見えない老け具合なんだけれど、最近苦労しているんだろうなぁ。

今のところ、自身の党内グループからの同調者もいない状態らしいけれど、「新党」と言っても最低5名は国会議員を揃えないと意味ないわけで、残り4人はどうするんだろうか。今のように、正直名前も忘れられてしまうような小党が乱立している状態では、最初から二桁くらいの所属議員を確保してそれなりの影響力を持たないと、泡沫候補ならぬ泡沫政党として消えてしまいますよね。

既存政党に満足しない、既存政党では出来ない・やらないことをやるためには、自らその目標を遂行する政党を立ち上げるというのも一つの方法だと思うけれど、その政党の中で存在感を大きくしていき、その政党の方向を自分が欲する方向に舵を切っていく、と言うのも有りだと思うんですよね。それが自民党のように余りに大きくなりすぎると身動きも取れなくなるかもしれないけれど、それでも一度野党に下野して反省をしてからは、結構その巨体ながらも身軽な印象を受けます。逆に民進党・民主党は、段々と巨大政党になりながらも、2009年の選挙で一気に拡大してしまい、そういうKnow-Howを蓄積する間もなく巨大政党になってしまったから、結局はその後ちぐはぐなことしか出来ない集団になってしまった気がします。

まぁ、一度リセットしてスクラッチから作り上げるというは大変だけれど一番分かりやすいかもしれない。ただ、この細野議員にそれだけの人望があるのかどうか分からないけれど。来年までには次の衆議院選挙があるわけで、そこで生き残れれば良し、駄目なら4年後の県知事選挙を目指すのだろうか。それが一番有りそうなシナリオに感じる(笑)。

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