2017年8月31日

麻生節

麻生節にメディアが噛みつくいつものパターン。勿論、政治家として、しかも色々な意味で注目されている与党の大物政治家として、背景や理由はともかく世界的にも微妙で良くも悪くも注目される「ヒトラー」の話を、研修会という閉じた中での話でも出すのは軽率だったのは確か。どうしたって外に漏れるだろうし、それを面白可笑しく都合の良いように切り貼りするのがメディアですからね。政治家としては、話の中にメリハリとか強弱を付けたいのだろうけど、やはり使って良い言葉はあると思う。

一方でメディア側も、攻撃することが目的だからどうしたって発言大して恣意的な解釈を適用したり、意図的な切り貼りをしたりする。今回、その研修会での前発言が見つからなかったのでなんとも言えないけれど、この日刊スポーツの記事で引用されている部分を見ると、「政治家になる同機は様々だけれど結果が評価される。だからヒトラーは駄目。」と言っていると思うけれど、メディアは「ヒトラーが政治家になった同機が正しかったとしても=独裁することを認めている」みたいな解釈で報道している。麻生さんとしてはこれ以上騒ぎを大きくしたくないだろうけど、研修会での発言全部を文字おこしして公開するなり、ビデオを公開するなりすれば良いと思う。それで、本当に発言内容に問題があれば真意を確認すればいいし、問題無ければそれはメディアの変更だという証明になるのだから。

まぁ、あえて危ない橋を渡る必要は無いと思うけれど、仮にこう言う解釈をメディアがしてヒトラーを例に出すことが相応しくないというのであれば、左翼・リベラルと賞される人達がよくやる、安倍総理の写真にヒトラー風の卑下を付けたりして揶揄する行為も批判するべきだし、仮にそれを許すのであれば国際的な侮蔑行為であると司法に訴えるべきじゃ無いだろうか。それをメディアはどう対応するのか、一度見てみたい気がする。それでメディアが「それだけ安倍政治は悪いのだ」というのであれば、では支持率が50%近くある民意を否定するのかと問いただしてみたい気がする。

TLで出ていてなるほどと思ったのが、「ヒトラー」は拙いけれど、じゃ「毛沢東」とか「スターリン」を例にしたら問題無いのか、と言うツッコミ。誰かやってみてくれないだろうか(笑)。

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