2017年8月21日

地元の反乱

加計学園問題で揺れる愛媛県で、地元の獣医師連盟が加計問題に対する対応の不満から会費未納が増えているという記事。この問題、中心は今治市や愛媛県なのは分かりますが、例えばそれに近い高知県とか、それ以外の香川県とか徳島県の獣医師会連盟はどうなんだろうか。香川県は、あの民進党玉木議員のお膝元なので別かもしれないけれど、高知県なんかは獣医学部が出来れば恩恵も大きいだろうし、瀬戸内海の反対側山口県、広島県、岡山県だって同様。場合によっては、九州への波及効果もあるだろうし。

やっぱりね、この問題が1年2年前に生まれた話しならまだ別だけれど、もう10年20年と継続して、何度も門前払いを受けながらも毎年のように繰り返されてきた要望なわけです。幾ら「獣医師は間に合っている」と言われても、どうしたって地域にばらつきはあるわけだし、仮に充足率が足りているなら、そんなに10年も20年も申請をして地元の獣医師会や関連組織が、黙っているわけが無いと思うし。

加計学園問題と言えば、少し前に今治市で建設中の獣医学部の建設設計図が某週刊誌がスクープしたと掲載したらしいけれど、それって犯罪行為にはならないのか? 以前も、グリーンピースジャパンの人間が、調査捕鯨の鯨肉横流し調査目的という事で、宅配業者の流通センターに潜入して配送中の荷物を盗んで問題になったことがあったけれど、幾ら正義を示すためとはいえ、まだ正義かどうか分からない状態で勝手にそれを理由にやりたい放題して良いと言う事は無いと思うのだけれど。設計図なんて、普通は設計事務所なり建設業者しか持っていないような物のはずで、外部に流出したというのは明らかに内部に関係者がいて横流ししたもの。加計学園側にしたら、背任行為になるんじゃないだろうか。しかも、その流出した設計図って、まだ概念段階のレベルのもので、それなのにそれをネタに豊洲問題で悪名を売った某建築エコノミスト氏等が言いたい放題言っているみたいですけど、多分もう誰も耳を貸さないだろうけど。

地方再生とか、地方の活性化というのは、何も愛媛県や今治市だけの問題じゃ無くて、地元の浜松や静岡県だって同じ。どこの地方だって生き残りをかけて知恵を絞り策を考えてているところなわけで、その中でも今治市や愛媛県は長い年月を掛けて一点突破を狙ってやっとゴールが見えたところで、ちん入者の乱入騒ぎで混乱させられている状態。濡れ衣を晴らすためにも、個人的にはもっと地元から声を上げて、邪魔をしている民進党とか共産党あたりに対しての攻撃をしても良いように思うけれど、そう言うことも出来ないのが地元の事情なんだろうなぁ。確か補選があるはずで、その結果がある程度民意を表すことになるんじゃないだろうか。

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