2017年7月28日

恫喝は正義

国会審議や委員会での様子を眺めていて感じるのは、特に野党議員の口の悪さ、言葉の汚さ。ある程度与党に対して強くでる必要があるから、多少は言い方に力が入る、言葉を強く発言することがあるのは理解出来るけれど、それこそ暴力団みたいな言い方をしたり暴言を言ったり、正直あれが国民が選任しただ評者の取る態度なのかいつも疑問に思う。昔から有ったのかもしれないけれど、昔はそれでも野次くらいが目につく程度だったように思うのですが、今では「攻めの質疑」なのか、とに藍相手を圧倒すること、相手を屈服させることが「正義」と思っているのか、何でもありの様子。

その中でも、「酷いなぁ」と感じる議員の一人が民進党の桜井議員ですが、言葉だけでなく内容に関してもこんなことをやっていたらしい。主要紙では産経しかこの件を掲載していないみたいだけれど、流石に加計学園側も頭にきたのか、正式に抗議をしているみたいだけれど、民進党は意にも介さないんでしょうね。さらには、中継を見ていて「あぁ、殆ど893だぁ」と思った「小さなこと」事件も、こんな感じで正当化しようとしているみたいだし。今の時代、中継とか印刷されたものなんか、直ぐにその実際の様子や実物のコピーがネットに出回り、即座に比較検証される時代。さらに言えば、途中で変更とか修正すれば、それぞれの履歴だって自動的に保存(魚拓)されていくわけで、そこに納得出来る説明理由が無いと、逆にその姿勢に疑問を持たれます。

で、岡山理科大のオープンキャンパスにこの人達は押しかけたらしいけれど、それって事前に大学側の許可は得たんだろうか。「オープンキャンパス」は、確かに大学を開放する行事だろうけど、それは入学希望の学生やその関係者に対してのサービスであって、そんな査察まがいのために許しているわけじゃ無いと思うのだけれど。それでも、例えば大学近隣の住民に対しての航海という目的もあるならば、まぁ大学構内に入ることは良いだろうけど、そこで何か意図出来な活動なり発言なりをしたら、それって「圧迫行為」になるような。それって「威力業務妨害」に該当しないんだろうか。少なくとも、事実と違うことを公の、それも国会の場で発言することは、かなりの問題行為だと思うのだけれど。

民進党のサイトに、この件が掲載されているけれど、殆ど因縁レベルの解釈が並べられている印象。事前の生徒募集だって、「何年何月開校予定」とか「認可申請中」と断って、地元の大学だって学生暮鐘しているし、専願ではなく併願も認めているから、自分の努力で進学先を自由に選べるという話しを、学校のレベルの高低の話しにすり替えているし。この人達は、偏差値で大学を区別しているんだろうか。別に今の自民党が良いとは決して思わないけれど、じゃぁそれ以外の選択肢を見渡してみると、どこもそれ以下、それもぶっちぎりの格差で低いところばかり。だから、選択されないし評価もされない。それなのに態度だけは一番偉そうと言うのが、今の民進党だと思う。そのシンボルみたいだった蓮舫氏が退陣したけれど、結局彼女も二重国籍問題の説明をせずに退いたから、何かあればまた蒸し返されるのは確実。その上に、今回の加計学園問題での追及の矛先が変わってきたら、政党としての存在価値すら疑われるようになるでしょうね。

圧力とか恫喝で従わせるということは、彼ら自身が非難していた「独裁」ということなんだけど、その矛盾に気が付いているのかいないのか... まぁ、気が付けばもっと速く自浄作用が働くか。

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