2017年7月20日

比較できない情報

蓮舫氏の会見の情報が色々で回っているんですが、台湾籍離脱証明書に対しての疑念が多々挙げられています。台湾の方が細かく指摘されているんですが、ここでふと思いついたんですが、多分ほとんどの人って今回問題になっている「(台湾)喪失国籍許可證書」の正しい様式、サンプルであっても正式なものって見たことが無いから、比較しようが無いんじゃ無いかという事。例えば日本国パスポートなら、多くの人は自分も所有しているから比較できる。戸籍謄本にしても、そのパスポート申請も含めて何回か取得して見る機会があるから、これも実物はどんなものでどんな様式なのか分かる。でも、台湾の書類、しかも台湾籍を喪失した証明の書類なんて、多分日本国内ではほとんど該当する人はいないんじゃ無いだろうか。でも、そうで無くても実は個人的に疑問を感じる部分が多々あるんですよね。

先ず疑問を感じたのが「出生地 日本」と成っていること。普通国名を書く時には「出生地 日本国」となると思うのですが。そして、その下の「住所」が「日本國」で終わっているところ。住所なんだから、何々県の何々町の何番地、迄普通は書くはず。例えば、現住所を公開したくないから隠したいのであれば、その部分を消せばいいだけ。少なくとも「日本國東京都」くらいまでは公開しても問題無いはずですよね。さらに、生年月日(出生日期)では「民國56年」と記載されているけれど、一番下の発行年月日では「中華民國105年」と表記されている。これ日本だと、本来は「平成29年」と書くべきところを「平29年」と書いているようなもので、正式な書類でそんな省略をするのだろうか。さらに、使用している写真が民進党の代表就任後にポスター使用するために撮影したものと同じものらしく、でも申請用写真としては正面を向いていないなど実際には使えないものらしい。また、公開されている蓮舫氏の離脱証明書には他の書類には見られる背景の透かしのようなものが見えないのですが、これは一部では薄らとあるという話もあり、カラーコピーしたから画見ないのではという説明も有り一寸不確か。でも、本文とかがあれだけ鮮明にコピーされているのに、背景が消えるというのも不思議な話だけれど... また、鮮明な写真が無いからなんとも言えないのだけれど、使用されているフォントが微妙に違う気もするんですよね。さらに詳しい比較が、Uemuraさんの所に公開されていますが、僅か一月違いでかなり様式が違うし、8年前の物の方が似ているのって非常に不思議。

また、証明書に記載されている日付けと、これまで蓮舫氏が色々な手続きを実行した完了したと説明してきた日時と一致しないこともあるようで、どうも日付けが遡及している可能性まで言われている。少なくとも、昨年9月の時点で国籍喪失していたのに、その後の説明も不確かな部分が多いし、その時点で今回の様な公開説明が可能だったのに、結果的にここまで伸ばした理由も不明。一応お子さんが成人したからとは言っているけれど、今回公開された情報の中に家族の情報は含まれていないわけで、仮に何か記載があってもそこを隠せば良いだけの話しなわけで、何というか公開された情報の信用・信頼性が全く感じられない。日頃他社に厳しく要求しているのに、自らには大甘で済まそうという態度はやはり批判されるべきだと思うし、そこが一番の問題では。二重国籍とか差別とかではなく、国会議員としての公人としての役目を果たしていないことが批判されていることは明らかだと思うのですが。

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