2017年6月22日

FDA増強

パリ航空ショーで発表された、FDAの使用機材増強の発表。現在使用しているエンブラエルのE175を3機確定、3機オプションで発注し、2018年春から受取を初めて2020年迄に現在の11機から14機体制にするというもの。路線も、静岡空港と丘珠空港を中心に増強する予定との事で、静岡離発着の路線が増えるか少し期待。

現在11機体制とはいえ、唯一の中古機だった4号機が実質的に予備機になっているから実際は10機体制。本格的に路線拡大をし始めるのは、2019年に2機目の機体を受領してからかも。また、その頃には初期に受領しているE170の機体も交換が必要になるだろうし。記事の中では、MRJに関しても少し触れているけれど、今の様子を見ていると、仮に2020年からデリバリーが始まり、その状況を見て発注をしても、実際の受取は早くても2030年位じゃ無いかと思うからどうだろうか。その頃には今のE175の機体もE2に何機か切り替わっているだろうし、そこにMRJも入れると3種類の機体運用になるから、既存のEシリーズが終わってからのMRJ導入になるでしょうし。

その頃には静岡空港の拡張も完了している予定なので、FDA以外の航空会社との連携なんかも期待したいところ。空港の命綱だった中国路線が縮小気味だけれど、逆に見れば今残っているところは定着しているわけで、それをベースに新規路線開拓していくのが生き残り法補としては正しい方向性だと思う。そういう意味で、FDAが機体を増強して新規路線開拓を進めていくのも、静岡空港にとっても重要なので一寸期待したいなぁ。

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