2017年6月9日

本末転倒

所属議員の数が少ない小政党の場合、様々な委員会に出席するのが難しいから、会派を組んで分担したり、あるいは優先順位を決めて出席するのだと思うけれど、こう言う事をやったら駄目だよねぇ。しかも、スケジュールが重複したとか言う話しじゃ無くて、たんに野次をしに行っただけなんだから。

いつも思うんだけど、発言者以外の不規則発言に関しては、懲罰を与えるくらいのことを考えても良いんじゃ無いの。昔と違って、最近では国会内の様子がインターネットでも配信されているけれど、本当に無意味で馬鹿げた野次ばかり。しかも、たまに静かだなと思うと居眠りをしていたり、何か内職をしていたり、あるいはtwitterとかを更新していたりしているわけで、ああいうことをしている時間は歳費からさっ引けよと小一時間。

例えば仕事でのミーティングでも、上の人の参加が必要な場合には、そういう人は色々なミーティングや予定が入っているからなかなかスケジュールを決めるのが難しい。だから、予定された時間フルに参加して貰うことが出来ない場合は、その人に合わせて例えば必要なところを前半にまとめて話し合いをするとか、時間をずらすとか、色々工夫するわけです。この、森議員が「上の人」ほど重要かどうかはさておき、仮に本当に自分が関わって質問の内容確認をしに行くのであれば、ちゃんと自分の本来の委員会の手続きをするべきで、しかもそこで野次飛ばすだけなら言い訳にもならない。まぁ、自由党だからと行ってしまえばそれまでなんだけど...

野党や野党所属議員全てが駄目とは言わないけれど、余りに稚拙で無意味な行動ばかりやっているから、国民のほとんどがそっぽを向いて支持を得られないという事が何故分からないのだろうか。で、身内で気勢を上げることで、仕事をやったような感じになっているから、ますます身内以外の人は離れていくのに...

昨日も加計学園問題であーだこーだ言っているけれど、同じ戦略特区の話題でも、最地元や全国のためになる特区のアイデアとか方法とか提案して改善していくような話をすれば、まだ国民だって付いていくだろうに、未だに文書がどうの総理の意向がどうのと言う、話しかしていない。絶対的過半数を与党が握っている以上、基本的に自分達が過半数を取って何かしない限り、出来る事が限られていることも確か。それでも、出来る事は幾らでもあるわけで、この特区制度だって上手く使えば野党が提案して新しいビジネスとか地域活性化に繋がる事だって可能なはず。実際、加計学園の獣医学部の話だって、もともとは民進党の議員が仕事をしていた無いようだったわけですからね。今日も代わり映えしない国会の様子を見聞きしていると、ますます自公の与党は安泰だなぁと言う感想しか浮かばない。

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