2017年6月28日

フェイクキシャ!

netgeekで取り上げている、このNTV系列「バンキシャ!」での一場面。私も丁度リアルタイムでこの番組を見ていて、このテロップが流れた時には思わず「えっ? 本当?」と思いました。でも、誰がどこでこの発言を聞いたという説明は無いんですよね。例えば「安倍首相が、官邸記者とのぶら下がり取材の時にこういった」というなら、それは分かる。あるいは、「都議選の遊説先でこう言う発言をした」というのであれば、それもちゃんと証拠がある発言になるだろう。でも、そんな説明は無く、しかもナレーションでも「周辺に語った」と伝聞情報なのに、テロップでは本人が話したように表示されている。少なくともこの時番組を見ていた印象としては、番組として安倍首相本人がその様に発言したと確信しているように伝えられていたことは確か。だから直ぐに思ったのは「番組の責任者はその事にちゃんと確証があるのだろうか、それともいつものフカシ?」と直ぐに思いましたから。

で、事実ならかなりのニュースなんだけれど、何故かこの件はこのバンキシャ!しか取り上げていない。その発言をしたであろう、神戸での懇話会を開催した産経新聞も取り上げていない。天敵の朝日新聞や毎日新聞に東京新聞も。仮に、このバンキシャ!の記者がそういう話を周辺から聞いたことが事実だとしても「周辺が言うには...」とナレーションでは言っているのだから、テロップもそうあるべき。黒抜きの「安倍首相」と表示しているところは「周辺では」とか「関係者は」とでもして、次の本文の先頭に例えば「(首相は)あまりにも批判が続くから...」とでもすれば、まぁその発言の真意は不明だけれど、報道姿勢としてはぎりぎり許される範囲なのかなと言う気もしないでも無い。動画はなかなか拡散しないけれど、こう言う画面キャプチャーとかの画一枚はどんどん拡散していくから、そこにどの様に概略してテロップを打つかにも、メディアとして大きな責任があると思う。以前は、意図的かどうか分からないけれど、真逆なテロップを付けたこともあったし。

で、このバンキシャ!を製作しているのは日本テレビ本体では無く、アックスオンという外部の会社。責任者は日本テレビの役員。さらに言えば、その奥さんは民進党の玉木議員の遠縁で元秘書という繋がりがある。繋がりとしては、そんなに強いとは言えない気もするんですが、それでも玉木氏自体が父親とか弟が獣医師会と直接関係しているステークスホルダーとの強い関係を持っているだけに、本来ならそういう関係者との繋がりも避けるべきだとは思うんですけどね。

まぁ「バンキシャ!」を報道番組と思うかどうかは微妙だとは思うけれど、少なくとも「バンキシャ!」なるタイトルを付けて放送している以上は、こんな素人に突っ込みを入れられるような内容だけは避けるべきじゃ無いだろうか。世の中をより良くするために、今有る事よりもより良い提案をしていくことであれば、それが野党だろうと反対勢力だろうと賛成するし支持もするけれど、今の世の中が悪いから叩いて潰すと言うだけでは、単なる否定の連鎖が続くだけで何も良くならない。それって、マイナス状態に均衡していくだけで、結局はみんなが不幸になるだけの話だと思うんですけどね。

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