2017年6月7日

脳の使い方

文春オンラインに掲載されている、四十代からの脳の使い方。まぁ一言で言うなら「マンネリ化するな」ということだろうか。この記事を読んでいて一寸気になったのが、最近好きなSF小説とかテクノスリラー小説を読むのが一寸億劫になってきたこと。以前なら文庫本を購入すると、前後編二冊組みくらいでも一日で一気に読み終えたのが、最近は途中で疲れてそのままという事も。その最大の理由が、登場する人物の名前とか背景を覚えていられなくて、ストーリーが頭に入ってこないことが多くなってきているから。最初は記憶力が低下しているのかと思ったんですが、単に登場人物の名前を記憶するだけで無く、その人物がどう言う立場の配役で勝小説のそのページまでにどう言う記述がされていたのかという事を覚えていないと、話が繋がらないわけで、そういう部分の記憶が飛んでしまう、思い出せない、直ぐに判断出来ないことで、どうも話を読み進むうちにどんどん分からない部分が増えて、それで途中で読むのが辛くなってしまうようだと気が付きました。

だからか最近では、好きな作家さんや面白そうな作品が販売されると直ぐに購入するのは変わりないけれど、なかなか読み進めることが出来ないのでどんどん溜まってしまい、今では多分数年分何十冊と平積み状態。以前だったら絶対にこんな事は無かったのに... 今の仕事等や最近の生活スタイルを考えると、どんどんリアルタイムに入ってくる情報を以下に裁いて処理するかというような事柄が多くなっているので、じっくりと腰を据えて何か作業する、考えをまとめるみたいなことが減ってきたのかなと。

で、ここで書かれているような「理解系脳」状態にぴったり当てはまるわけで、今の私に必要なのは右脳の訓練と、前頭葉など前の部分を使うことを増やすこと。確かに、部屋の整理はずっとやりたいと思いつつ出来ないままだし、運動不足も常に実感していてメタボ警報は出っぱなしだと、なるほどと納得してしまいました。一寸心を入れ替えて、この夏は変身しないといけないなと自己反省。ライフスタイルも含めて、今年は何か「変化」を求めるだけで無く、実際に何か「変化する」ことも目指さないと。

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