2017年5月1日

やるやる詐欺?

北朝鮮の原爆実験、ミサイル騒ぎ。結局25日を過ぎても原爆実験は行われず、今回はどうも失敗したミサイル発射で終わりの様子。結局は、最初から実験をやるような素振りを見せて、中国やアメリカに配慮したような態度でで譲歩することを目指していたのでは無いかと思うような状況。で、何もやらないのでは面子の問題も有るので、一発ミサイル発射してみました、と言う事なんだろうか。数日前に行われたという地上砲の演習も、どうも狡獪さたれ写真を見る限りでは、余りに砲台が密集しすぎていて、合成写真じゃ無いかという話も出ているくらいで、正直なところ相手のブラフに振り回されたような気がします。

実際問題、本当に原発の実験をしてしまったら、流石に今回は相当の報復というか対応が中国から来ることは予想できたはずだから、最初からそういうつもりは無くて逆にこの機会を上手く利用して何か益を得ようという計画に満々と乗せられてしまったような気もします。あるいは、中国にしてもアメリカにしても、実再最初からそう言うことに気が付いていて、相手に乗せられている不利をして実は裏で何かもっと重要な事を握っているのかもしれない。アメリカとしては、日本海に空母を送り込むなど、かなり北朝鮮にプレッシャーを賭けているけれど、あれが東シナ海ならば中国への大きな圧力にもなりますからね。

日本が核兵器を保有することは先ず無いと思うけれど、インド、パキスタン、北朝鮮などの国がこぞって核保有国になる事で切り札を増やそうとしていることにはある意味矛盾というか危機感を感じるのも事実。結局は、多少のルール無視をしても武器を用意できた者が勝ちと言う事になるわけで、日本にとってもいつまでも馬鹿正直で居るのはどうだろうかという考えが生まれても不思議は無い。別に日本が好戦的な国になる必要全くないけれど、これまでは玄関の鍵を閉めていれば大丈夫だった自宅の治安が、やはり窓に鉄格子は必要だし、庭に侵入者用センサーは必要だし、街灯の代わりに暗視カメラを設置して警戒が必要だし、侵入者に対して防御できるようなものも必要だしと、結果的にやることが増えすぎてくると、じゃぁこっちもという気持ちになる事もあるかもしれない。

今現在北朝鮮が欲しいのはアメリカや日本からの援助だろうから、それらの国に対して某かの攻撃をすることは無いと思うんですよね。それをやった途端に、少なくとも日本の態度は大きく変わるだろうし。そこまでのリスクは置かさないと思いつつも、そう言う神経戦をやっている打ちに、なにかの拍子で間違って相手を傷つけてしまい、本来意図しない衝突に繋がる事が一番怖いこと。そうならないことを祈るだけですが、あれだけの資金をロケットやら原発やらに費やして、若しかしたら北朝鮮という国歌が破綻する方が早くなるかも。それはそれで、難民とか経済救済とか別の問題が生まれそうで大変だけれど、まだミサイルが振ってくるよりはましなのかも。それでも、こちらも大きな負担になりそうですよね。結局は、困った隣人だけれど、多少の迷惑は我慢しても、生かさず殺さずに残しておくのが一番回りにとっては良いことで、それで割を食うのはその中の国の国民という皮肉。

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