先日、成田で起こったNRT-LAX ANA便での喧嘩騒ぎの様子が、ABC Newsに掲載されているけれど、いゃいゃ激しくやり合っていますよねぇ。こちらを向いている赤いアロハの乗客が、この後外に出されてさらにANAの男性地上係員逃げをさせて最終的に逮捕されたようですが、まぁ後ろ向きの黒いTシャツの男性も堪らないだろうけど、周りに居た乗客もいい迷惑。私も危うく遭遇しそうになった1日の関東地方の激しい雷雨の影響で遅延している事もあってか、何か不満があったのか、相当酔っ払っていた様子でもあるけれど、それでもフライト中で無くて良かったのかも。フライト中の場合は、最悪ダイバードして来なきゃ行けないし、そうなると今回は1時間半くらいの遅延になったらしいけれど、一日遅れとかになると目も当てられないし。
この男性二人、双方かなりラフな格好で、あくまで推測ですが東南アジア当たりからの乗り継ぎ客のような気がします。同じスタアラのUAが撤退して、それまでならUAの東南アジア路線から成田接続でUSへ移動するところを、ANA便利用のためにそのままANAのUS線で乗り継ぐ、と言うパターンでしょうか。勿論、同時刻帯にUAもSFO/LAX、さらにその他地域に飛ばしているから乗り換えても良いんだろうけど、ANAで来たからそのままANAで、と言う人も多い気がする。内容的にも、人によりけりだけれどANAの方がUAよりもサービスが良いし(笑)。
先日言ってきたSingapore線で見ても、復路のSIN-NRT線の出発待ちの待合室の様子を見てびっくりしたのが、多分半分以上が外国人乗客だったこと。以前は日本人中心でしたが、多分日本人は自分が利用した早朝便では無く、午前と午後のフライトを利用するんじゃ無いだろうか。で、北米線等に乗り継ぐ乗客は、以前のUAのSIN-NRTがそうであったように、今はその代替になっているこのANAの早朝便で移動するようになってきた、と。それがアライアンスで有り、共同運航会社同士がより効率的に運用できるためだから、それはそれで仕方ないけれど、航空会社特に日本の航空会社は乗客の内容が変わってきていることに対して対応が要求されるかもしれませんね。今回のビデオでもANAのCAさんはしっかり仲裁に入っているけれど、UA当たりの恰幅の良い女性CAと比較するとやや心許ない気もします。男性CAとか、女性でもそれなりに武道とか格闘技に心得腕に覚えのある人が必要になるかも。場合によっては、乗客に紛れて航空保安官みたいな人が搭乗するようになるかもしれませんね。
実は、今朝のCX系「特ダネ」でも、同じビデオを使用して(顔にはしっかりモザイクが入っているけれど)、このニュースを伝えていたけれど、先日のUAのオーバーブッキングの話と絡めて、航空機無いのトラブルというような扱い方をしていました。でも、内容は全然違うことなんですよね。今回は、あくまで乗客同士のトラブルで、ANAは全く無関係。唯一の共通点は航空機内で発生した問題という事だけ。その当たりをちゃんと説明するようにしないと、どんどん航空機はトラブルが多いみたいな誤解が拡散するだけのような。フェイクニュースとは言わないけれど、より正確な事実報道はメディアに臨みたいところ。で、機内トラブルは極力無くして欲しい。ただ、今回の様にアルコール絡みは難しいですよね。ラウンジや機内サービスとしてアルコール提供をしているわけだから。そのうち、機内禁煙のように機内禁酒という時代になるかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿