2017年4月2日

高価なSurface Book

Microsoftが発表した、新しいSurface Book。スペック、特にバッテリー駆動時間は魅力的だけれど、如何せん高い。1TB SSDが高いのは分かるけれど、40万円近いのはどうだろうか。標準的なモデルでも30万円近いわけですからね。8掛けとしても20万円ちょっとに投資するのは、ちょっと大変そう。

MSからWindows OSの供給を受けて、このSurfaceと同じような製品を出しているPCメーカーの気持ちはどうなんだろうか。Microsoftとしても、OSとかOffice製品の供給だけでいつまでもご飯を食べられるわけじゃ無いから、昔からハードウェアの開発や販売もやっていたけれど、正直鳴かず飛ばず。xboxも何度かの失敗の後、やっとそこそこの存在になってきたけれど、これだって今後WindowsのHelloあたりに取り込まれていって自然消滅するんだろうなぁ。

AppleのMacBookはMacOSと一体化していて、それもAppleという人のメーカーがOSもシステムも牛耳っているから可能なわけですが、Microsoftはどうするんだろうか。使用しているチップセットなどはPCメーカーと同じ物だと思うので、MSが出来る事はPCメーカーも出来るだろうし、PCメーカーが出来る事はMSも出来るだろうから、そこに付加価値とかは余り無さそう。でも、OSを作っている部門が直ぐ近くにいれば、やはり色々な意味でSurfaceは有利なことも確かだろうし、レファレンス機としてもSurfaceが使われるだろうから、親和性は良いでしょうね。

ただ、世の中はスマホへ移行していることも確かで、PCの世界も徐々に今とは違った世界が見えてきています。Windows Phoneを失敗して、Windows 10に統合しようとしているMSは、これからもスマホにコミットしていくんだろうか。ちょっとハードウェアメーカーとして厳しい気もしますが。いずれにしても、この高価格だけは何とかして欲しいですよね。ボリュームが出ないのかもしれないけれど、コストダウンだけ見れば、PCメーカーそれも大手のLenovo/HP/DELLとかには勝てないのかも。まぁ、個人的には、どうしてもSurfaceを購入しないといけないのであれば、MacBookに寝返るだろうなぁ(笑)。

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