2017年4月17日

今こそ立ちあがる時、では?!

北朝鮮による朝鮮半島情勢の危険度が上がった(上がっている?)、この週末。今のところ結果的には失敗したミサイルの発射一回だけで、当初騒いでいたほどのことは無いようにも感じられます。ただ、一度セットした原爆の試験爆破は、そのまま中止して解除することは出来ないそうで、となると近日中にその実験が行われるのか。その場合、新たな緊張が生まれることは確か。実際米軍は空母艦隊を東シナ海周辺に派遣しているようで、テレビなどのニュースでは沖縄の嘉手納基地から盛んに監視用の機体が飛び立っているらしい。日本の海上自衛隊も米海軍と共同で監視活動をしているようですが、ここで不思議なのは暫く前にあれだけ「安保法制反対」で騒いでいた人達が余りに静かなこと。

いゃ、これを機会に騒いで貰うのも迷惑なので、このまま静かにしてくれているのが一番良いわけですが、あれだけ自分達の主義主張を声高に連呼していたのに、それが実際に起こりそうになりつつ有る今の状況なら皿に何倍もの融資を集めて国会前で大シュプレヒコール大会をしなきゃいけないはず。でも、そんな気配はないし、得意の憲法九条の話も出てこない。私は、彼らの主張には少しも賛意を感じないし、彼らのやり方にも否定的だけれど、少なくとも全国民に与えられている権利の範囲内であれば、自分達が信じることを主張することに何の問題は無い。本当に彼らがそれらの考えや行動が正しいと思って居るので有れば、まさに今こそがその時だと思うのだけれど、感じ要なその時になりを潜めてしまうのは、あの時の彼らの行動が目指していた目的が別の物だったという証明でもあるのでは。勿論、今が正しい時だからといって、余計なノイズを出して貰うのはこちらにとっては迷惑千万なので静かにしているならこのままずっと静かにしていて欲しいですよね。

許されている範囲でどう言う行動を取ろうが、それはその人や集団の自由ではあるけれど、結局必要で無い時に彼らは余りに示威行為をやり過ぎて、それによって普通の人から見ると不感症になってしまったこともあるんじゃないだろうか。当時、メディアは熱心に彼らの行動を取り上げて持ち上げている会社もあったけれど、それならそれで今こそ彼らの行動を再度取り上げて、その意義なり目的なりを熱心に報道するべきでは無いかと思うけれど、某社とか某社とか、外から見たら彼らの後ろ盾になっていたような放送局やメディアも、余り熱心ではない雰囲気。自分達が当事者でない時には好き勝手言いながら、いざ関係がでてくると当たり障りのない位置に移動したり、敢えてそれまでのような意見発言は封じてしまう彼らは、それまで自分達の意見に耳を貸さないと批判していた攻撃対象である与党だとか大企業の描写その物じゃ無いだろうか。

仮に、今、「戦争反対、対話で解決しよう」とこれまでの主張を繰り返す集団がいたら、それはそれである意味立派だと思いますよ。実際、誰も戦争になる事は臨んでいないけれど、どうしても暴発したら後は力で封じるしかないわけだから、其れ以前に出来る事は全てやるべき。意見に賛同できなくても、少なくともその意見を信じて実際に行動している人の行為は信頼できるものだと思いますけれどね。ただ、それが見えないという事は、信頼も出来ないという事でしょうね。

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