2017年4月25日

特別ルール

パールボウルの第一節が終了した所で、こんな特別ルールのお知らせが掲示されました。2Q終了時点で50点差以上、3Q終了時点で30点差以上、点差が開いた場合は、それ以降のQを12分正式計時ではなく、チームタイムアウト、レフリータイムアウト、得点時以外では時計を止めず、パス失敗やサイドラインにボールが出てもそのまま試合計時を継続して試合を継続するもの。

自分が現役の頃は、今のように計時設備も整っていなかったので、計時するには手元のストップウォッチのみ。小刻みにボールデッドで時計を止めたり動かしたりすることも出来なかったので、所謂「ぶっ込み」と呼んでいたランニングタイムでの試合が多かったですよねぇ。20分間とか25分間時計は動きっぱなしで、タイムアウトの時と得点の時だけ止める。場合よって、1Qと3Qは25分のぶっ込みにして、2Qと4Qは最後2分までは15分のぶっ込みで、残り2分のみ正式計時にしたり。私、一度計時担当を他チームの試合でやったことがありますが、ストップウォッチを止めたままにしてしまって計時を間違えて、1Qで30分以上プレーさせて顰蹙を買ったことがありました(笑)。あれ、なかなか難しいです。

今回は、パールボウルとブロック予選という事で力の差が大きいチームの対戦が想定されるからこう言う措置を執ったと思うけれど、自分が知る限りでは事前にそう言う発表が無くて、今回の公開に一寸ビックリ。土曜日の二試合は、この特別ルールが適用されなかったけれど、日曜日の二試合はどちらも適用されたようですね。まあ、大量得点が入る場合、どうしても試合が間延びしますからね。一番困るのは、ワンサイドゲームなら今回の様な特別ルールも適用されるけれど、両チームが得点を取り合う殴り合いの試合になると、そう言うルール適用するわけにもいかず、以前3時間越えの試合も経験したことがあります。

日本のフットボールは、既に本来の1Q=15分から1Q=12分に短縮されているわけで、そう言う意味では事情はあるにしても時間短縮していくと、本来の15分計時の時に違和感をかなり感じるんじゃ無いだろうか。体力的なものもあるだろうし、ゲーム全体の采配というものも違ってくると思う。まぁ、春の試合だからと言う事もあるでしょうね。特別ルールを適用された試合で追いかけているチーム側は悔しいだろうけど、でもその悔しさを次に繋げて行かないとなかなか強くなれない。その為の糧にして欲しいですよね。

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