2017年4月11日

ボランティアー

今朝のTLを賑わせている、UA3411便(ORD-SDF)でのボランティアー強制排除のビデオ。CNNの記事に寄れば、UA3411でオーバーブッキングが発生。ボランティアを募るが誰も立候補しないために、予約記録からランダムに乗客を選択してボランティアを要求するが拒否。この男性、お医者さんだそうで、翌日朝までに病院に戻らないとイケないから拒否したらしいのだけれど、その後何がどう無かったか迄は不明だけれど、どうも空港のポリスが呼ばれて強制的に降機させられた様子。

実はこの記事を探す前に、UA CEOのムニョス氏のTwitterが回っていて、そこでは詳細は調査して報告するみたいな事を言っているんだけど、ボランティア選択は例えば家族連れがバラバラにならないようにと言うようなルール設定は合って、そこからランダムに選択されたと言っている。ただ、オーバーブックであれば、普通は最初にチェックインした人が優先するはずで、後から来た人が登場する場合はそれなりの理由があるはずと思っていたら、どうもUAのスタンバイクルー用のシート確保のために、この強制降機をさせたらしい。そうだとすると、ちょっと納得いかないなぁ... 多分、このスタンバイクルーが目的地のルイビル(Louisville)に行かないと、翌日のフライトがキャンセルとかディレーするからこの便で送り込まないとイケないのだろうけど、それにしてもなぁ... 調べてみたら、ORD-SDFのフライトは、このUA3411便の後にも、UA4771(ORD 21:00-SDF23:22)があり、そっちは利用出来なかったんだろうか。多分、こちらでスタンバイクルーを送ると、翌日のフライトまでの待機時間とか規約を満たさなかったかのかもしれない。
[追記] BBCの記事によると、翌日までフライトが無いと書いてあるけれど、それって続くフライトも満席だったという事だろうか。

ただ、UAも、UA3411便がルイビル行き最終便で無くその後も遅くなるけれどフライトがあるなら、ボランティアーのオファーをもっと優遇するとか方法は無かったのだろうか。多分、みんな空港からは自家用車なりで帰宅するだろうから、3時間位の遅れは余り影響しない乗客もいたと思うのだけれど。

問題なのは、実際の状況やボランティア募集のルールがどうだったかよりも、屈強なポリスに床を引きずられていく男性の衝撃的な様子ですよね。引きずられながら全く動かないし、眼鏡も斜めにずれたままなので、若しかしたら殴られて気絶していたのかもしれない。そうなると、ポリスあるいはUAの過剰対応という話も出てくるだろうし。映像では、その男性の後を追いかけるように突いていく女性の姿も映っていましたが、ご夫婦で搭乗していたのだろうか。となると、彼女の証言も重要になりそうですね。UAって、まぁ典型的なアメリカの航空会社で杓子定規なところはあるんだけど、今回の場合は生々しい映像も出回ったりしていて、かなり衝撃度は大きい。デルタやアメリカンと比べてどうなんだろうか。暫くは問題になりそう。

0 件のコメント:

コメントを投稿