2017年4月19日

Amazon Prime Now!

昨日もたまたま見ていたTV(WBSだったかな)でも紹介されていた、Amazon Prime Nowの新サービス。地域限定ながらも、提携企業の商品を1時間以内に配達するというもの。そうで無くても末端の配送担当者が不足しているのに逆行するような動きだよなぁと思うんですが、一応配送員はAmazonの(契約?)社員だそうで、配送を外部に委託するものでは無いような。自分の居住地は完全にサービスの範囲外なので全く関係無いのだけれど、これってよくよく考えたらスーパーの自宅への配送サービスみたいなものなんですよね。言ってみれば、今回参加した企業が宅配サービスをAmazonへ委託したとも見える。

たまたま同じようなタイミングで、発送者が小口の発送依頼をネットのサイトに登録すると、登録している個人配送車が手を上げて配送業務を受注するというシステムを別の機会に見ましたが、ここにも繋がると一寸面白い物流システムが生まれそう。で、このネットの仕組みを見て思ったのが、効率を高めるというのは結果的にどれだけ余剰時間や余剰リソースを活用して本来の生産活動に振り向けるかという事で、ある意味「労働強化」にも繋がるけれど、その分以前よりも短時間で同じかそれ以上の収入が得られるのであれば、それは労働者にとっては大きなメリットになるんだろうなぁ、と。逆に定期便じゃ無いけれど、毎日とか何日かおきに決まった時刻に自宅に寄ってくれるトラックがあれば、それに合わせて注文をしてまとめて受け取ると言う事もある意味便利と言えるのでは。それなら、夜間なら夜間専用の配送トラックを走らせても良いだろうし。で、荷物がない時にはスマホからその旨チェックしておけば、配送側もそのお宅はスキップすれば良いわけだし。高齢者や一人住まいの状況確認も含めてサービスするのもいいかも。実際地方の電気店などは、そう言う付加価値を付けることで、量販店よりも価格設定が高くても売れているわけだから。

宅配受取ロッカーが今売れているようですが、マンションなどの集合住宅の場合には直ぐに埋まってしまって秋のロッカーが無くなり、結果的に再配送になる場合も多いとか。結局は、そう言う無人で受け取れる仕組みも必要だし、こういうこまめな配送も組み合わせないと、なかなか顧客ニーズを満足させつつ、効率も上げていくのは厳しそうですね。

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